2013年3月3日、人民日?qǐng)?bào)（電子版）によると、全國(guó)政協(xié)委員を務(wù)める梁小虹（リョン?シャオホン）中國(guó)衛(wèi)星軌道運(yùn)搬ロケット技術(shù)研究院黨委員會(huì)書(shū)記は今月2日、中國(guó)初の固體燃料ロケット「長(zhǎng)征11號(hào)」について、著実に開(kāi)発が進(jìn)んでおり、來(lái)年には打ち上げられ、固體燃料ロケット分野の空白を埋めることになるとの見(jiàn)通しを示した。

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梁氏によると、ロケット開(kāi)発は5つの段階からなるが、「長(zhǎng)征11號(hào)」はすでに計(jì)畫(huà)検証段階と計(jì)畫(huà)設(shè)計(jì)段階の主要技術(shù)の攻略と開(kāi)発を完了し、現(xiàn)在第3段階であるプロトタイプの設(shè)計(jì)段階にある。年內(nèi)には第4段階である試験機(jī)段階に入り、続く初打ち上げに向けた十分な準(zhǔn)備を行う見(jiàn)通しだ。梁氏は「今年われわれはプロトタイプ段階で明らかになったいくつかの技術(shù)的問(wèn)題について試験機(jī)段階で追加実験を行い、今後の生産に向けた準(zhǔn)備を整える」と話している。

また梁氏は「初の固體燃料ロケットの開(kāi)発によって、われわれはこの分野での空白を埋めるだけでなく、より重要なこととして、宇宙への速やかな基本的運(yùn)搬手段を手にする。中國(guó)にとってこれは、將來(lái)突発的?緊急災(zāi)害支援の力強(qiáng)い支えとなる」と述べた。

梁氏によると、中國(guó)の長(zhǎng)征ロケットはすでに170回以上の打ち上げに成功しているが、固體燃料ロケットの打ち上げは初となる。液體燃料ロケットの強(qiáng)みは5?10トンという高い運(yùn)搬能力にあるが、加速時(shí)間が長(zhǎng)く、検査から打ち上げまでの全工程に20?50日間も要するという欠點(diǎn)もある。固體燃料ロケットは運(yùn)搬能力では液體燃料ロケットにおよばないが、打ち上げ命令を受けて検査から打ち上げまでを24時(shí)間以?xún)?nèi)に完了できることが最大の強(qiáng)みだ。梁氏は「固體燃料ロケットの速やかな対応能力によって、突発的災(zāi)害後の通信?観測(cè)にしっかりと対処でき、的確な対策を講じるうえで便利だ」と語(yǔ)っている。

長(zhǎng)征11號(hào)システムは固體燃料ロケットと打ち上げ支援システムからなる。中國(guó)最大の規(guī)模と推力の固體燃料ロケットエンジンを採(cǎi)用しており、大型固體燃料エンジンおよび固體ロケットブースター技術(shù)の発展を牽引することが期待される。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/NA?編集/內(nèi)山）