中國人もノド元すぎれば?SARSウイルスの媒體だったコウモリ、いま食用として人気―香港紙

Record China    2013年3月4日(月) 21時20分

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3日、中國?広東省肇慶市では、SARSの恐ろしさを忘れたのか、SARSの発生源であるコウモリが食用として売買されている。寫真は江西省の歴史的建築物にすみついたコウモリ。

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2013年3月3日、中國?広東省肇慶市では、SARSの恐ろしさを忘れたのか、SARSの発生源であるコウモリが食用として売買されている。香港紙アップルデイリーが伝えた。

その他の寫真

2002?2003年にかけ中國で大流行したSARS(サーズ)。その後の研究でコウモリが持つSARSウイルスがハクビシンに伝染し、人に感染したとわかった。そのため、コウモリを含む野生動物を食べないよう呼びかけられた。しかし、広東省肇慶市では今、そのコウモリが食用として取引されている。コウモリを売る人によると、コウモリは現地では大変人気があり、需要が高いという。

また、このほど中國でコウモリの遺伝子配列に似たウイルスが出現し、死者も出ている。世界各國はウイルスが拡散することを懸念しているが、多くの被害を出した広東省ではSARSの教訓が活かされていない。専門家は「SARSの後、多くの人が野生動物を食べるリスクを理解したが、食べることを完全に禁止することは相當に難しい」とSARSの再來を心配している。(翻訳?編集/內山)

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