2013年3月2日、人民日報傘下の「環(huán)球時報」紙が中國政府は韓國とロシアと協(xié)力して日本包囲網(wǎng)を構(gòu)築すべきだとする記事を掲載したことについて、香港の軍事評論家?馬鼎盛（マー?ディンション）氏が自身のブログで「中國側(cè)の一方的な期待にすぎない」と指摘した。

【その他の寫真】

馬氏は日本に対する包囲網(wǎng)を構(gòu)築することの実現(xiàn)可能性は極めて低いとし、その根拠として「第二次世界大戦における勝利という成果はすでに過去の話になっている」ことを挙げる。尖閣諸島問題についても、中國が全軍を挙げて制海権?制空権を取ったところで領(lǐng)有権が得られるわけでもなく、対米防衛(wèi)線でもある第一列島線を突破できるわけでもないとしている。

韓國やミャンマー、フィリピン、シンガポール、ブルネイ、オーストラリアなど日本の首脳が積極的に訪問している國はいずれも中國脅威論を受け入れ、米國の対中包囲網(wǎng)に加わっており、中國人民解放軍の専門家がヤルタ協(xié)定とポツダム宣言を根拠に日本を押さえ込むことを主張していることについて「第二次大戦以降の國際情勢が見えていない」と指摘している。

また、竹島や北方4島が実質(zhì)的に韓國とロシアの統(tǒng)制下に置かれているのとは異なり、尖閣諸島には日本の建築物があることから、韓國もロシアも中國を積極的に支援するとは考えにくいとしている。（翻訳?編集/岡田）