スウェーデンの「中國侮辱」番組の司會者が降板―中國メディア

Record China    2019年4月3日(水) 11時40分

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2日、昨年9月、「中國および中國人を悪意をもって侮辱し、批判した」などとして物議を醸したスウェーデン?テレビ(SVT)の娯楽番組「スウェーデン?ニュース」の司會者でコメディアンのイエスペル?ロンダール氏が、同番組を降板することが明らかになった。

2019年4月2日、中國メディアの環(huán)球網(wǎng)や米華字メディアの多維新聞によると、スウェーデン?テレビ(SVT)の娯楽番組「スウェーデン?ニュース」の司會者でコメディアンのイエスペル?ロンダール氏が、同番組を降板することが明らかになった。同氏は、「私はコメディアンであり、政治に対する正しい知識を持っていない」などと述べたという。

同氏で思い出されるのは、昨年の「中國侮辱」騒動だ。スウェーデン?ニュースは昨年9月21日の放送で、同月初めにストックホルムを訪れた中國人旅行客がスウェーデン警察に粗暴な扱いを受けたなどと訴え、両國の外交問題に発展した騒動を取り上げ、ロンダール氏が中國および中國人をやゆするような発言を行った。また同番組では臺灣とチベット自治區(qū)の一部が含まれていない中國地図が使われていた。

これを受け、中國人や現(xiàn)地の中國系市民から批判の聲が上がり、中國外交部は同25日、「SVTの行為は人種差別や偏見、挑発に満ちている」と強く非難し、謝罪を求めるなどの騒動に発展。ロンダール氏は同28日の番組內(nèi)で、「文化に対する敏感さに欠けていたことを申し訳なく思う」としたものの、「言論の自由を尊重しない中國當局には謝罪しない」と述べていた。(翻訳?編集/柳川)

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