中國(guó)の民間會(huì)社、零壹空間（ワン?スペース）が開(kāi)発したロケットOS-Mが3月27日に衛(wèi)星打ち上げを試みたが失敗した。中國(guó)では2018年10月にも民間會(huì)社の北京藍(lán)箭空間科技が衛(wèi)星打ち上げに失敗している。連続2度の失敗だが、米スペースX社の初期の打ち上げに比べれば、達(dá)成率ははるかに高いという。中國(guó)メディアの観察者が2019年4月1日付で報(bào)じた。

零壹空間は3月27日の打ち上げ失敗を受け、4月1日になり「非常に遺憾で殘念でならないが、われわれ民営企業(yè)に（衛(wèi)星用ロケットの打ち上げを）模索し試みる機(jī)會(huì)を與えてくれた時(shí)代に心から感謝する」などとするメッセージを発表した。

OS-Mシリーズは全長(zhǎng)19メートルで離陸時(shí)重量は20トン。4段式の固體燃料ロケットで高度200－1000キロメートルに到達(dá)可能。自主開(kāi)発率は90％以上で、地球周回軌道に小型衛(wèi)星を投入することを目指している。27日には1段目ロケットの燃焼と分離に成功し、2段目ロケットが燃焼中の打ち上げ後45．68秒に異常が発生し、ロケットの姿勢(shì)を制御できなくなった。

18年10月に打ち上げられた北京藍(lán)箭空間科技のロケットは「朱雀1號(hào)」の名で、1段目?2段目ロケットの燃焼と分離に成功したが、3段目ロケットの燃焼中に異常が発生し、搭載していた衛(wèi)星の軌道投入に失敗した。

零壹空間や北京藍(lán)箭空間科技は、中國(guó)政府が國(guó)內(nèi)の民間資本による宇宙開(kāi)発事業(yè)への參入を認(rèn)める方針に転換したことを受け、2015年に設(shè)立された。

記事によると、上海交通大學(xué)航空航天學(xué)院（航空宇宙學(xué)部）の呉樹(shù)範(fàn)常務(wù)副院長(zhǎng)は、「朱雀1號(hào)」の打ち上げが失敗した際に、衛(wèi)星の軌道投入には失敗したが打ち上げは「基本部分は成功」と論評(píng)した。1段目、2段目のロケット燃焼やフェアリング（ロケット先端部分の衛(wèi)星など搭載物を保護(hù)する覆い）の分離に成功し、3段目ロケットにも點(diǎn)火し推力を得ることに成功したからで、呉副院長(zhǎng)は「宇宙への道の80％は歩んでいた。スペースX社の1回目の打ち上げが離陸から25秒で制御不能になったのに比べれば、（3段目ロケットの點(diǎn)火までという）3歩を邁進(jìn)した」と評(píng)したという。

中國(guó)では、ロケット開(kāi)発による衛(wèi)星打ち上げを目指す企業(yè)は、すでに80社以上に達(dá)しているとの見(jiàn)方もある。いずれも米スペースX社などと競(jìng)爭(zhēng)し、宇宙関連事業(yè)の「パイ」を獲得しようと狙っているという。（翻訳?編集/如月隼人）