2013年3月4日、大気汚染が深刻化している中國で、「新鮮空気」と銘打った空気の缶詰を販売し話題となった富豪の陳光標(biāo)（チェン?グアンビャオ）氏。今月3日に開幕した第12期全國政治協(xié)商（政協(xié)）第1回會(huì)議では、代表委員たちにこの缶詰を振る舞い、「まずこれを吸うと、気分が良くなり、頭もすっきりする」と獨(dú)特のパフォーマンスで環(huán)境保護(hù)を訴えた。京華時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

「両會(huì)」（政協(xié)と人民代表大會(huì)）を13年連続で傍聴している陳氏によると、缶詰の中身は臺(tái)灣や江西省、湖南省の省境にある山?井岡山、陝西省延安市の工業(yè)汚染がない地域などの空気。販売は主に空気や水、土壌、環(huán)境などを大切にするよう訴えるのが目的という。

陳氏は以前にも、尖閣問題のデモで破壊された日本車のオーナー43人に中國産の車を無償で贈(zèng)呈するなど、「慈善家」として知られる。陳氏は自身の今年の計(jì)畫について、「中國の発展が遅れている地域の清掃員や収入の少ない世帯に自転車を3萬臺(tái)贈(zèng)呈し、エコな外出を呼び掛ける」とし、慈善活動(dòng)や環(huán)境保護(hù)の分野の新たな活動(dòng)を続けて行く考えを示した。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KN?編集/內(nèi)山）