2013年3月5日、今年の「両會(huì)」（全國人民代表大會(huì)と全國政治協(xié)商會(huì)議）には、前の世代の勲功ある指導(dǎo)者の家庭に生まれた「革命世代の子孫」の代表や委員が少なからずいる。報(bào)道陣のスポットライトの下、彼らは質(zhì)問を避けず、環(huán)境保護(hù)、食品の安全性、軍事?國防といった注目される問題について次々に提言し、職責(zé)を履行している。中國新聞網(wǎng)が伝えた。

【その他の寫真】

■毛沢東氏の嫡孫?毛新宇（マオ?シンユー）氏「汚染対策には緑化の強(qiáng)化が必要」。

毛沢東氏の嫡孫である毛新宇全國政協(xié)委員は今月2日、北京市の大気汚染問題について「一段と緑化を進(jìn)め、植樹造林の取り組みを強(qiáng)化すべきだ」と指摘した。

■周恩來氏の姪?周秉建（ジョウ?ビンジエン）氏「生産者は利益のみを追求、食品の安全監(jiān)督に手抜かり」。

周恩來氏の姪である周秉建全國政協(xié)委員は今月3日、「食品衛(wèi)生分野には多くの問題がある。1つには生産者が利益のみを追求し、有毒食品が庶民を害するのを放置している。もう1つには、國の取締り?監(jiān)督?管理に手抜かりがあり、違法生産者の違法『コスト』を低くしている」と指摘した。

自らの特殊な出自について、周氏は2012年のインタビューで「優(yōu)越感は拒絶するが、責(zé)任感は拒絶しない」と表明?！脯F(xiàn)在の人は理解できないかも知れないが、われわれの年代では社會(huì)に『政府高官二世』『革命世代二世』といった言葉はなかった」と述べた。

周氏は「伯父には特殊な教育方針があり、『家の事』でも『國の事』を考えるよう習(xí)慣づけた」「今政協(xié)委員を務(wù)めるのも同じで、心を盡くして責(zé)任を果たし、この稱號に恥じないようにしなければならない」と述べた。

■トウ小平氏の娘?トウ楠氏「通り一遍の討論や提案より集中的解決」

トウ小平氏の次女であるトウ楠全國政協(xié)委員は今月4日、両會(huì)での提案が多すぎるうえ、ひどく似たり寄ったりであることについて「委員たちの提案は多すぎて、関係機(jī)関にとって負(fù)擔(dān)となっている。通り一遍の討論より集中的解決だ」と指摘。「提案は処理しきれない。全人代代表や全國政協(xié)委員の意見も1つ1つ返答しては、膨大な數(shù)となる」と述べた。また、比較的似た議題については時(shí)間を割いて集中的に討議し、提案をまとめるよう提案した。

トウ氏はたいへん控え目で、基本的にインタビューは受けない。科技日報(bào)の報(bào)道によると、ある人は彼女について「科學(xué)技術(shù)協(xié)會(huì)書記処書記在任中、彼女は面と向かったインタビューはほぼ一度も受けなかった。記者たちは科學(xué)技術(shù)協(xié)會(huì)の様々な活動(dòng)の中で、質(zhì)素な服裝で実務(wù)的な談話スタイルのこの女性指導(dǎo)者の姿を見ることしかできなかった」と紹介した。

■李鵬氏の娘?李小琳（リー?シャオリン）氏「電力業(yè)界に4提案」。

李鵬氏の娘である李小琳全國政協(xié)委員（中國電力國際有限公司會(huì)長）は今月4日のインタビューで、電力業(yè)界、電力體制改革、クリーンエネルギー、低炭素エコスマートタウンの建設(shè)に関して今年4つの提案を準(zhǔn)備していることを明らかにした。

李氏は熱く議論されているテーマ「美しい中國」についても、自分の提案に盛り込む考えを示した。また、「全國政協(xié)委員を務(wù)めることは名譽(yù)と信任であり、それ以上に責(zé)任と使命だ。全國政協(xié)でしっかりと役割を発揮する。委員となったからには、有為でなければならない。有為は政策提言にある」と話している。

このほか、父の健康狀態(tài)についての質(zhì)問には「健康です」と微笑んだ。報(bào)道によると李氏は全國政協(xié)委員の5年間で関係省庁から重視される計(jì)21件の提案を行った。提案は電力改革、新エネルギーの発展、省エネ?排出削減、エコ文明、低炭素経済、社會(huì)責(zé)任、公益?慈善など多くの分野に及ぶ。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/NA?編集/內(nèi)山）