毎年3月になると、「日本の桜はいつ咲きますか？」「日本へ桜を見(jiàn)に行きたい！」という會(huì)話がよく聞こえてくる。また、現(xiàn)にこの時(shí)期、日本を訪れる中國(guó)人観光客も年々増加しているようだ。

【その他の寫(xiě)真】

日本の桜の美しさはもはや日本國(guó)內(nèi)だけではなく、海外でも注目されていて、中國(guó)でも桜の開(kāi)花宣言を心待ちしているファンが多い。もちろん、中國(guó)でも古來(lái)より桜を愛(ài)でる習(xí)慣があるので、各地にも桜が植えられている?，F(xiàn)地でも當(dāng)然桜を見(jiàn)ることは出來(lái)るのだが、こちらの若者が言うには、日本の桜とはまたその美しさが違うらしい。

中國(guó)で桜の名所というと、真っ先に思い浮かぶのが湖北省の武漢市だ。とくに武漢大學(xué)のキャンパス內(nèi)にある桜は有名で、毎年、3月下旬から4月にかけて、約1000本の桜が咲き誇り、中國(guó)國(guó)內(nèi)各地から花見(jiàn)に訪れる人が多い。

さらに、武漢大學(xué)は「中國(guó)で最も美しいキャンパス」と評(píng)され、あまりの有名さに、毎年多くの人が押し寄せるため、桜を見(jiàn)るには事前の予約制を採(cǎi)用している。なんと花見(jiàn)を予定している日の3日前から実名制での受付となり、大學(xué)の公式サイトで申込む必要があるのだが、1日の入場(chǎng)者數(shù)には當(dāng)然人數(shù)制限があるので、競(jìng)爭(zhēng)率がとても高い。ちなみに入場(chǎng)者數(shù)の制限人數(shù)は、平日は1萬(wàn)5000人、週末は3萬(wàn)人とのこと。

そうしたこともあって、たいていは武漢大學(xué)の花見(jiàn)を斷念して、同じ武漢市內(nèi)にある「東湖磨山桜花園」で花見(jiàn)をするようだ。ここも國(guó)家5Aランクの観光地で、花見(jiàn)の期間中、東湖桜祭りが開(kāi)催され、多くの見(jiàn)物客で賑わう。

さて、この桜花園の敷地には、約1萬(wàn)本の桜の木が植えられていて、花びらが風(fēng)に舞う景色は圧巻の一言。そのほか、菜の花といった春の花も咲き亂れ、ピンクや黃色、紫といった花々のカラフルな競(jìng)演を楽しむこともできる。見(jiàn)るからにSNS映えする景色とあって、少數(shù)派だが、漢服（漢民族の伝統(tǒng)的な衣裝）を來(lái)て見(jiàn)物する若者の姿も見(jiàn)られた。

ところで、今年の日本の花見(jiàn)に関するニュースでも取り上げられていた花見(jiàn)マナー。ここでも美しく咲き亂れる花を尻目に、あちこちでお約束の撮影タイム。ロープが張られているエリアも何のその。道を塞いでも気にせず、こだわりぬいたアングルとポーズを決める人、人、人。きれいに整った花の絨毯にも無(wú)理矢理に通ってできた道なき道が見(jiàn)え、少々興ざめするシーンもあった。

ただ桜の枝振りは、撮影に適した下がり方のものが多く、枝を顔に寄せる定番のポーズをとる撮影スポットでは、順?lè)沥颏工肴摔切辛肖扦皮い??；à蛎坤筏い雀肖袱胄膜先f(wàn)國(guó)共通だろうが、ところかわれば、花見(jiàn)の楽しみ方も変わる。見(jiàn)ごろは4月上旬まで。（提供/フライメディア）