中國(guó)で森林火災(zāi)が続いている。四川省涼山イ族自治州3月30日で発生した火災(zāi)では、消防隊(duì)員30人が死亡した。その他、山西省、山東省、北京市、遼寧省でも森林火災(zāi)が発生している。3月になり気溫が高まり、降水がなく乾燥した狀態(tài)が続いたことが原因と考えられている。

四川省涼山イ族自治州で発生した森林火災(zāi)は消防隊(duì)員30人が火に巻き込まれたことで特に注目され、葬儀の狀況なども次々に報(bào)じられた。消防隊(duì)員689人が海抜4000メートル級(jí)にある原生林で消火作業(yè)をしていたところ、風(fēng)向きが突然変わり、山全體が炎に包まれたという。起伏が大きい複雑な地形で電波が屆きにくく、連絡(luò)が取れなくなった30人の死亡が確認(rèn)された。

一連の森林火災(zāi)のうち、早い時(shí)期に発生したのは山西省長(zhǎng)治市沁源県で3月14日に発生した火災(zāi)で、消火活動(dòng)に當(dāng)たっていた6人が死亡した。

新華社は4月5日付で、山東省內(nèi)では最近になり、森林火災(zāi)が12件連続で発生と報(bào)じた。禁止されているにもかかわらず、住人が森林を焼き払って開墾しようとして火の制御ができなくなった例もあるという。山東省では高溫?乾燥の狀態(tài)が続いているため、出火しやすい狀態(tài)になっているという。

同記事は、森林火災(zāi)に遭遇した場(chǎng)合には、危険な場(chǎng)所からただちに離れねばならないと注意を喚起。川や沼などのある場(chǎng)所、または植生の少ない場(chǎng)所が相対的には安全で、山頂に向かって逃げるのは危険と紹介した?；黏仙舷颏思彼伽巳激◣冥毪椁馈?/p>

山東省泰安市で4月4日に発生した火災(zāi)では、出火の原因はたばこの火の不始末だったとして、同市森林警察が5日までに容疑者の身柄を拘束した。

北京市懐柔區(qū)でも4日午後6時(shí)ごろに、森林火災(zāi)が発生した。午後8時(shí)ごろに鎮(zhèn)火したが、再び火災(zāi)が発生し、5日午前5時(shí)20分ごろまでに消し止められたという。1回目と2回目の火災(zāi)の具體的関係は伝えられていない。4日から5日にかけての火災(zāi)で死傷者は出なかった。

遼寧省錦州市太和區(qū)でも4日午後9時(shí)ごろに森林火災(zāi)が発生した。消防が出動(dòng)し、同日午後11時(shí)ごろまでに消し止めることに成功した。

広東省では3月18日時(shí)點(diǎn)で、森林火災(zāi)の多発期に入るとして省林業(yè)局が防火作業(yè)についての、責(zé)任感と緊迫感を持って臨むことを求める內(nèi)容を含む通知を出した。同日には森林および草原火災(zāi)の防火についての全國(guó)テレビ會(huì)議も行われたという。（翻訳?編集/如月隼人）