中國(guó)の軍事費(fèi)、2013年は10兆円超で日本の倍以上=二桁増加は自然であり米國(guó)との対抗ではない―中國(guó)メディア

Record China    2013年3月7日(木) 10時(shí)55分

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6日、環(huán)球時(shí)報(bào)によると、中國(guó)の2013年度國(guó)防予算は10.7%増加の7202億元(約10兆6800億円)となった。増加幅は2012年の11.2%より低いが、二桁を維持した。寫真は山東省青島市にある中國(guó)海軍博物館。

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2013年3月6日、中國(guó)共産黨機(jī)関紙?人民日?qǐng)?bào)傘下の環(huán)球時(shí)報(bào)によると、中國(guó)の2013年度國(guó)防予算は10.7%増加の7202億元(約10兆6800億円)となった。増加幅は2012年の11.2%より低いが、二桁を維持した。他のいくつかの大國(guó)の2013年度國(guó)防予算を見ると、米國(guó)は6330億ドル(約59兆300億円)、日本は約522億ドル(約4兆8600億円)、インドは約374億5000萬ドル(約3兆4900億円)、ロシアは約677億ドル(約6兆3100億円)となっている。

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中國(guó)はGDPで世界2位、軍事費(fèi)でも世界2位なのであり、これは大騒ぎするに値しない。西側(cè)と周辺の數(shù)少ない國(guó)々はこれに対して批判的だが、こうした不平はすでに國(guó)際政治において常態(tài)化したバブルである。中國(guó)軍の近代化は國(guó)際社會(huì)がみな予期していたことであり、そのスピードは中國(guó)全體の近代化とほぼ見合ったものだ。

7202億元(約1157億ドル)という中國(guó)の軍事費(fèi)が多いのか少ないのかは何とも言えない。重要なのはどの國(guó)と比べるか、そして中國(guó)が安全保障上どのような課題や潛在的脅威に直面しているかだ。

中國(guó)の戦略?安保情勢(shì)は混迷とまでは言えないが、不確定性が多い。中國(guó)の安全保障にとって潛在的危険となっているのが日本やフィリピンといった周辺國(guó)だけでないのは明らかで、中國(guó)はその背後に米國(guó)が立っているのを常に感じている。だが中國(guó)の軍事費(fèi)増加が米國(guó)に対抗するためということもあり得ない。もしそうならまずいことになる。少なくとも今後數(shù)十年間は、いくら軍事費(fèi)を増加しても米國(guó)と衝突する力は中國(guó)にはないからだ。

それでは、中國(guó)がより容易に外の世界と平和的に共存できるようにするには、おとなしく低軍事費(fèi)國(guó)になった方がいいのか、それとも高軍事費(fèi)國(guó)になった方がいいのか。高すぎるのも低すぎるのもだめだろう。世界には大國(guó)が國(guó)防を強(qiáng)大化せずともよいという前例もノウハウもない。中國(guó)がこのリスクを冒すわけにはいかない。だが軍國(guó)主義の道を歩み、いたる所で威圧的に振舞えば、自らをより大きなリスクにさらすことになる。

最も堅(jiān)実な方法は軍事力の伸びと総合國(guó)力の伸びを協(xié)調(diào)させ、軍事力の規(guī)模と発展のスピードを外の世界の予期とほぼ一致させることだ?,F(xiàn)在、中國(guó)の軍事費(fèi)の増加幅はこの枠組みを突破しておらず、外の世界はこれに適応している。二桁の軍事費(fèi)増加はパニックを引き起こしてはいない。このため中國(guó)は簡(jiǎn)単に二桁の増加から退くわけにはいかない。

軍事力の協(xié)調(diào)的な伸びを維持すれば中國(guó)は最も安全であり、中國(guó)の新たな利益を守ることができる。軍事力の伸びが外國(guó)に與える刺激は突出したものとは言えず、世界のパワー構(gòu)造の変化は漸進(jìn)性を維持することができる。中國(guó)と外國(guó)との関係は全面的、総合的なものとなり、軍事的比較は日常では見えない位置に置かれる。

中國(guó)の軍事費(fèi)の比較的速い伸びは埋め合わせ的なものである。これは実情だ。われわれは中國(guó)が他の大國(guó)との間で現(xiàn)在最も競(jìng)爭(zhēng)力を備えているのが依然経済分野であり、中國(guó)の米國(guó)に対する経済的挑戦は軍事的競(jìng)爭(zhēng)を遙かに上回るものであることに難なく気づく。これは米國(guó)の議員が人民元相場(chǎng)により多く圧力を加える一方で、中國(guó)の軍事費(fèi)の増加についてはいまだにあまり重く見ていないことの理由とも言えよう。

かつての米軍とソ連軍の比較を見てみれば、もっとはっきりする。ソ連は経済規(guī)模が米國(guó)に遙かに及ばない段階で、軍事力では米國(guó)と肩を並べていた。これこそ軍拡競(jìng)爭(zhēng)と呼ぶのだ。今日の中國(guó)には當(dāng)時(shí)のソ連のような戦略面の野心はない。だから中國(guó)の軍事費(fèi)は「自然に増加している」と言うのであり、米國(guó)と対抗するために増えているのではない。

中國(guó)は平和的発展を望んでおり、通常の経済的手段、外交的手段では解決できない難題を軍事的手段によって解決しようとは考えもしない。だが中國(guó)の軍事力は國(guó)家の安保戦略の內(nèi)在的必要と見合ったものでなければならない。さもなくば、中國(guó)を亂暴に扱う口実を他國(guó)に與え、中國(guó)は激しい反撃を余儀なくされ、平和は危険にさらされる。

中國(guó)の軍事費(fèi)に関する外國(guó)の議論は當(dāng)面はまだ破壊力を持たない。中國(guó)政府は國(guó)內(nèi)の意見により注目し、年々増加する軍事費(fèi)を國(guó)防発展の要に充てるとともに、軍事費(fèi)の用途の一層の透明化によって大衆(zhòng)の信頼を揺るぎないものにし続けるべきだ。

中國(guó)は新たな先進(jìn)的兵器を開発し続け、かつ速やかに配備すべきだ。こうした國(guó)防建設(shè)は最も大衆(zhòng)を引きつけるし、軍事費(fèi)の使用効率に対する大衆(zhòng)の疑念も最もよく解消できる。長(zhǎng)期的に見ると、國(guó)防の発展に対する大衆(zhòng)の支持はどんどん重要になる。そして國(guó)防について國(guó)內(nèi)で強(qiáng)大な共通認(rèn)識(shí)を保つことは、外國(guó)世論および各種の圧力を防ぎ止めるうえでの基礎(chǔ)的な支えとなるのだ。(提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/NA?編集/內(nèi)山)

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