2019年4月6日、中國(guó)経済網(wǎng)は、日本における社會(huì)ぐるみの高齢者介護(hù)への取り組みが中國(guó)社會(huì)に與える啓示について紹介する記事を掲載した。

記事は、中國(guó)でも社會(huì)の高齢化が進(jìn)んでおり、お年寄りがいかにして安らかに余生を過(guò)ごせるかが関心の高い話題になっていると紹介。その中で、価値観や社會(huì)の狀況、伝統(tǒng)的な文化が比較的似ている日本の高齢者介護(hù)産業(yè)の経験は參考に値するとしている。

まず、日本政府が年金制度、介護(hù)保険制度、醫(yī)療保険制度、社會(huì)保障と稅の一體化改革などさまざまな措置を講じて高齢者の生活保障問(wèn)題に取り組んできたことを説明した。そのうえで、長(zhǎng)年の試行錯(cuò)誤を経て日本の介護(hù)産業(yè)も健全な発展を遂げており、高齢者向け住宅、有料老人ホーム、認(rèn)知癥高齢者向け施設(shè)、介護(hù)療養(yǎng)型施設(shè)、地域のサービスセンター、特別介護(hù)老人ホームなど、市民が適切な施設(shè)を探すのに苦心する必要がないほど施設(shè)が充実していると伝えた。

また、近年では高齢者の感じ方を重んじる傾向にあり、日本の介護(hù)サービスでは個(gè)性化や分別化が進(jìn)んでいるとした。最も分かりやすい例は、通常の高齢者介護(hù)と認(rèn)知癥高齢者介護(hù)の分別であり、ほかにもマンパワーや設(shè)備に余裕がある施設(shè)では可能な限り各利用者、入居者の好みに合わせた飲食、入浴、散歩などの付き添いサービスが提供されていると紹介した。

そのうえで記事は「日本の高齢者介護(hù)はあくまで『人対人』を重點(diǎn)に置いている」と指摘。日本は情報(bào)化や機(jī)械製造、人工技能の分野で大いに世界をリードし、高い知能を持つロボット開(kāi)発も進(jìn)んでいるが、日本人はそれを盲目的に、過(guò)剰に採(cǎi)用することはなく「人と人とのふれあいにこそ、高齢者介護(hù)サービスのぬくもりと価値が現(xiàn)れる」と考えているのだとした。（翻訳?編集/川尻）