2013年3月1日、米フォーブス誌が「中國(guó)は世界で最も富豪の多い國(guó)となったが、世界中から尊敬されるような企業(yè)は未だない」と指摘する記事を掲載した。中國(guó)の參考消息（電子版）が4日付でこれを報(bào)じた。

【その他の寫真】

英國(guó)人公認(rèn)會(huì)計(jì)士のルパート?フージワーフ（Rupert Hoogewerf）氏が主宰する中國(guó)民間調(diào)査機(jī)関?胡潤(rùn)（HURUN）研究院が発表した「2013年世界富豪ランキング(Hurun Report)」によれば、中國(guó)には資産額が10億ドルを超える富豪が212人もいる。米國(guó)は211人。しかし中國(guó)には、世界中の誰(shuí)もが知る代表的な企業(yè)は未だない。米フォーチュン誌の行った最新調(diào)査では、世界トップ10企業(yè)のすべてが米國(guó)の企業(yè)（アップル、グーグル、アマゾンが上位3企業(yè)）。トップ50企業(yè)の多くも米國(guó)の企業(yè)で占められ、中國(guó)の企業(yè)は1社も入っていない。米バロンズ誌が2012年に発表した「世界で最も尊敬される企業(yè)」でも同様の結(jié)果だった。

世界中に知られ、尊敬の対象となるような企業(yè)が中國(guó)から未だ輩出されないことについてフォーブス誌は、「米中でこうした違いが生まれるのは企業(yè)のあり方に起因する」としている。アップル社製のiPhoneやiPod、iPad、グーグル社製のメガネ型端末?グーグルグラスなどに見(jiàn)られるように米國(guó)の企業(yè)は消費(fèi)者の需要や、消費(fèi)者のイメージを現(xiàn)実のものにしていくが、中國(guó)の企業(yè)は供給ありきの立場(chǎng)にあり、消費(fèi)者が先に立っていないという。

中國(guó)ではイノベーションよりも人脈がモノを言う。政府が特定の分野の成長(zhǎng)を促すために、民間にさまざまな支援や擔(dān)保を提供して対策を講じているため、企業(yè)は政府の後ろ盾を得ることに腐心している。結(jié)果、企業(yè)は人脈やコネの開(kāi)拓に必死で、市場(chǎng)研究や研究開(kāi)発に注ぐエネルギーが殘らないという問(wèn)題が生じていると記事は指摘している。（翻訳?編集/岡田）