2013年3月8日、北京で開(kāi)催中の全國(guó)人民代表大會(huì)に參加していた新疆ウイグル自治區(qū)政府の報(bào)道官は、英BBC中國(guó)語(yǔ)サイトに対し、同自治區(qū)のコルラ市で昨日、襲撃事件が発生し、4人が死亡、8人が負(fù)傷したことを明かした。インターネットや海外メディアでは、この襲撃事件が漢民族を狙ったものではないかとの憶測(cè)が広まっている。

【その他の寫(xiě)真】

同報(bào)道官は仏AFP通信に対しては、襲撃事件の容疑者は數(shù)名のウイグル族であることを明かしているにも関わらず、英BBC中國(guó)語(yǔ)サイトに対しては、被害者と容疑者の民族及び身元を明かさず、事件の詳細(xì)は把握できていないと述べている。

この少し前、米政府系放送局ラジオ自由アジアは、「コルラ市でウイグル族による漢民族の襲撃事件が起き、市全域に厳戒態(tài)勢(shì)が敷かれている」と報(bào)じた。コルラ市公安當(dāng)局は、漢民族が事件に巻き込まれ、殺害されたことを認(rèn)めたものの、詳しい情報(bào)の公開(kāi)を拒否した。

この襲撃事件を最初に伝えたブログによると、事件はコルラ市の繁華街で発生し、13人が負(fù)傷、4人が死亡した。インターネット上の情報(bào)によると、死亡した人の中にはスーパーの従業(yè)員が二人居たが、いずれも漢民族で、21歳前後だった。更には、漢民族の子供も一人殺されているという。

世界ウイグル會(huì)議の報(bào)道官は、今回の事件について、「意外なことではない。ウイグル自治區(qū)に対する中國(guó)政府の様々な弾圧や差別的な政策は、漢民族のウイグル族に対する差別を助長(zhǎng)し、種々の衝突を招く主な要因となっている」と述べた。

新疆ウイグル自治區(qū)ではウイグル族の獨(dú)立運(yùn)動(dòng)がくすぶっており、同自治區(qū)の張春賢（ジャン?チュンシエン）共産黨委員會(huì)書(shū)記は襲撃事件が発生した7日、獨(dú)立派勢(shì)力の動(dòng)きについて、「全體的な情勢(shì)は好転している」と述べていた。同自治區(qū)のウルムチ市では2009年7月5日、ウイグル族と漢民族の大規(guī)模な衝突事件が発生しており、200人近い死者を出している。（翻訳?編集/XC）