2019年4月8日、中國新聞網(wǎng)は、スリランカ南部鉄道が開通したことについて、「中國企業(yè)が夢の実現(xiàn)を助けた」と報(bào)じた。

【その他の寫真】

中國鉄建中鉄第五勘察設(shè)計(jì)院集団が設(shè)計(jì)したスリランカ南部鉄道の第1期工事區(qū)間が8日に開通した。この路線はインド洋の海岸線近くを走り、第1期區(qū)間は26．75キロ、設(shè)計(jì)時(shí)速は120キロとなっている。記事によれば、スリランカでは1928年を最後に新規(guī)の鉄道路線が建設(shè)されておらず、中國の支援による今回のプロジェクトは約1世紀(jì)ぶりの新規(guī)路線だという。

記事は、同鉄道の設(shè)計(jì)や建設(shè)に関する苦労話を紹介。熱帯モンスーン気候に屬するスリランカでは毎年夏と冬に雨季があり、大量の雨に耐えられる排水規(guī)格が必要だったこと、また現(xiàn)地住民の70％以上が仏教徒で、鉄道沿線には多くの仏教寺院が存在するため、文化的、宗教的な側(cè)面と市民の日常的な外出をすべて考慮に入れた路線計(jì)畫が必要だったことを説明した。

また、建設(shè)においては地盤処理、構(gòu)造物の計(jì)算などにおいて中國の基準(zhǔn)に基づく先進(jìn)的で効率の高い計(jì)算方法を採用し、スリランカ側(cè)から評価を得たとも伝えている。（翻訳?編集/川尻）