「中國の南極基地には別の意図がある」と英紙、中國専門家が反論

Record China    2019年4月10日(水) 16時1分

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中國紙?環(huán)球時報は9日、英紙が「中國の南極基地には別の意図がある」と報道したことについて反論する記事を掲載した。

中國紙?環(huán)球時報は9日、英紙が「中國の南極基地には別の意図がある」と報道したことについて反論する記事を掲載した。

英紙タイムズは8日、中國が現(xiàn)在南極のイネクスプレシブル島に建設(shè)している5カ所目の観測基地について、「軍事ウオッチャーによると、中國の行動は南シナ海における占領(lǐng)と同列に論じることができる。中國はすでにミサイル制御システムを南極の氷河に設(shè)置しており、中國の強(qiáng)力なレーダーシステムは西側(cè)の衛(wèi)星やミサイル、無人機(jī)を追跡することができる」と伝えた。

さらに「米國在住の2人の學(xué)者」が最近発表した報告を紹介。それは、「中國は南極に軍事目標(biāo)と経済目標(biāo)を立てている」と指摘するもので、報告の作者は「これは、まだ発生していないとはいえ、將來のいかなる紛爭においても、南極の基地が焦點となる可能性があることを意味している」と分析?!纲Y源ナショナリズムの下で、南シナ海の狀況が南極大陸でも再び繰り広げられるかもしれない」と警戒感を示したという。

また同紙は、「中國が南極に建設(shè)した観測基地のうち、3カ所はオーストラリアが主権を主張している?yún)^(qū)域內(nèi)。南極條約に基づき、オーストラリアには中國の観測基地を巡回検査する権利があるが、過去30年間でオーストラリアはわずか2回しか検査を行っておらず、最後に検査したのは15年前」と伝えている。

この件について、中國紙?環(huán)球時報は中國極地研究中心極地戦略研究室の張俠(ジャン?シャア)主任の話を掲載。張氏は「南極観測を始めて以來、中國は米國を含む多くの國の研究者と良好な協(xié)力関係を保ってきた。一部の西側(cè)學(xué)者が、中國は南極に軍事施設(shè)を建設(shè)し、西側(cè)の衛(wèi)星とミサイルシステムに狙いを定めているというのは、あまりに想像力が豊かすぎる。客観的に言えば、中國の南極観測レベルは世界でも第2集団に位置しており、西側(cè)の一部の國が中國における存在感に対して憂慮を示す理由は何もない」と語ったという。(翻訳?編集/山中)

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