中國(guó)では先日、祖先の墓參りをする日「清明節(jié)」を迎えたが、ある男性アーティストが父親の遺骨のそばに裸で橫たわる寫真をSNS上に投稿し、物議を醸している。

【その他の寫真】

中國(guó)の複數(shù)のメディアによると、中國(guó)版ツイッターの微博（ウェイボー）で「司原逐冀」と名乗る男性は今月6日、「私は父の墓を掘り起こした」と題する文章を投稿した。

男性によると、男性の父親は30年前、28歳の若さで肝臓がんのためこの世を去った。男性が清明節(jié)に帰省したのは、父の遺骨を新しい墓に移すためだという。父親が他界した當(dāng)時(shí)、男性はまだ3歳と幼かった。そのため男性には父親についての記憶が全くない。家族の集合寫真も1枚しか殘っていないことから、妻の協(xié)力を得て、墓を移すこの機(jī)會(huì)に父親と一緒の寫真を撮影したという。

この寫真は議論を巻き起こし、「話題づくり」などと批判の聲も上がっている。だが、男性はそれを否定。レコードチャイナの取材に対し、「私は自分のやり方を貫く。この機(jī)會(huì)を逃したら2度とない」などと話している。（柳川）