2013年3月9日、北京で開催されている両會(huì)（全國人民代表大會(huì)と中國人民政治協(xié)商會(huì)議）の代表委員やネットユーザーの間で、大気汚染を理由とする遷都が話題になっている。ラジオ?フランス?アンテルナショナル（RFI）中國語版サイトが伝えた。

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両會(huì)が開かれている北京では、大気汚染に加えて黃砂にも見舞われており、最も深刻な地域では視界が100メートル以下しかない。市民は外出時(shí)にはマスクを著用し、政府は市民に外出を控えるよう呼びかけている。

人民政治協(xié)商會(huì)議の賀同新（ホー?トンシン）代表委員はグループ討論の際に、「大気汚染によって人材や投資が北京から流出する恐れがある」と話題に取り上げ、「北京のような首都は世界に例がない。大気汚染が長期に解決できないならば、遷都は冗談ではなくなる」と指摘した。

臺(tái)灣の中央通信社は、賀代表委員の提案が中國のネットユーザーの間で話題を呼んでいると報(bào)じた?！副本─献·啶韦摔栅丹铯筏胜胜盲俊埂甘袃?nèi)中心部は濃霧が立ち込めているようで、スモッグがひどすぎる」など、大気汚染の深刻さを訴える聲も多い。

中國の遷都論は過去にも何度か話題になったことがある。1980年代には、首都経貿(mào)大學(xué)の汪平（ワン?ピン）教授が「北京には國の資源が集中しすぎており、これを打破するため」と遷都論を提唱した。

また、06年3月の両會(huì)時(shí)には北京が黃砂に見舞われ、400人以上の代表委員が連名で遷都について提案した。その後間もなく、北京理工大學(xué)の胡星斗（フー?シンドウ）教授ら有名な學(xué)者がネット上で「遷都建議書」を発表。中央政府を始め、全國人民代表大會(huì)などにも上程した。（翻訳?編集/HA）