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語(yǔ)學(xué)を?qū)Wぶ目的は人それぞれで、明確にそれが定まっている人もいれば、なんとなくという人もいるだろう。南陽(yáng)理工學(xué)院で日本語(yǔ)を?qū)Wぶ鍾子龍さんは、日本人の先生との出會(huì)いで「なぜ日本語(yǔ)を?qū)Wぶのか」を真剣に考えるようになったという。資料寫真。
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語(yǔ)學(xué)を?qū)Wぶ目的は人それぞれで、明確にそれが定まっている人もいれば、なんとなくという人もいるだろう。南陽(yáng)理工學(xué)院で日本語(yǔ)を?qū)Wぶ鍾子龍さんは、日本人の先生との出會(huì)いで「なぜ日本語(yǔ)を?qū)Wぶのか」を真剣に考えるようになったという。以下は、鍾さんの作文。
【その他の寫真】
去年の日本人の中國(guó)に対する親近感は19%足らず、日本から中國(guó)への観光客も減っていると聞きました。一方、中國(guó)人に「日本人をどう思うか」と尋ねれば、「恩知らず、鬼畜。友達(dá)になっても建前で物をいうから信用できない」と、答える人が少なからずいるのも事実です。実は、私もその一人でした。
中學(xué)生時(shí)代、ネットで、あるジャーナリストが日本を否定的に述べた『日本はどんな國(guó)』というサイトに出會(huì)いました。それには「冷血」「疎外」「いじめ」などの語(yǔ)彙が並び、日本を悪國(guó)と斷定していました。私は、それを鵜呑みにして偏見を持つようになったのです。
ある日、日本に旅行され、帰國(guó)後「日本人の印象は」と聞かれた私の高校の先生が「固定観念で人を判斷するのは愚かです。どんな國(guó)の人でも、実際に會(huì)って、知って、感じることが大切です」と、答えられました。私は、そのように先生に言わしめた日本に、是非行きたいと考えるようになりました。
私が大學(xué)で日本語(yǔ)を?qū)煿イ筏郡韦?、その思いが益々?qiáng)くなっていたからです。大學(xué)で出會(huì)った日本人の教師の方々は、私がそれまで抱いてきた日本人のイメージとはかけ離れていました?!袱长螭摔沥悉稀澳愫谩薄ⅳ丹瑜Δ胜椁稀霸僖姟?、また會(huì)いましょう。中國(guó)語(yǔ)の挨拶はとっても素?cái)长汀?。日本人の先生が授業(yè)中そう言われたので気を利かした私は、「先生、また會(huì)いましょうといいたければ、“再見”の前に今度會(huì)う時(shí)を入れます」と言いました。
「え、どんなふうに?」「例えば…、“明天見”で明日また會(huì)おう」「へえ、では、『明日の授業(yè)で必ずまた會(huì)おうね!』は?」。そこで、私は「アっ」と言葉を詰まらせました。なぜなら、その頃、授業(yè)をさぼりがちだったからです。そんな私に、クラスは大爆笑。
その日本人の先生は、60代の長(zhǎng)い海外経験を持つ方で、學(xué)生たちの學(xué)習(xí)のモチベーションを上げようと、教科書の他、色々な話をされます。先生は、2012年の反日デモの吹き荒れる中、なぜ南陽(yáng)理工學(xué)院に赴任したのかの答えとして、日本のテレビ番組を見せてくださいました。それは、南陽(yáng)市の農(nóng)民一家が、記憶喪失の日本兵をさまざまな困難に耐え50年間保護(hù)し続け、我が學(xué)院の関係者の協(xié)力で帰國(guó)させたという感動(dòng)的なドキュメントでした。
また、日中國(guó)交正常化のために周恩來(lái)総理をはじめ両國(guó)の人々がどれ程盡力されたかなど、実體験を織り交ぜながらの話は、どれも初めて知ることばかりでした。
そして「日本語(yǔ)を?qū)Wぶのは何のためか、どうか少しでも考えてください」と言われました。それは、日本語(yǔ)學(xué)習(xí)の目的が日本語(yǔ)能力試験合格のみになっていた私にとって衝撃でした。日中間には忘れてならない不幸な歴史があります。しかし、それを繰り返さないために自分に何ができるかを考えたことはありませんでした。私は現(xiàn)在、日本語(yǔ)學(xué)科の學(xué)習(xí)委員長(zhǎng)として、1年生に日本文化について講演したり、日本のニュースを中國(guó)語(yǔ)にして発表するなどの活動(dòng)をしていますが、後輩たちに大切なこととして、真の人間交流は思い込みや誤解を払拭してこそ始まるのだと訴えていきたいと思います。(編集/北田)
※本文は、第十四回中國(guó)人の日本語(yǔ)作文コンクール受賞作品集「中國(guó)の若者が見つけた日本の新しい魅力」(段躍中編、日本僑報(bào)社、2018年)より、鍾子龍さん(南陽(yáng)理工學(xué)院)の作品「日本語(yǔ)を?qū)Wぶのは何のため」を編集したものです。文中の表現(xiàn)は基本的に原文のまま記載しています。なお、作文は日本僑報(bào)社の許可を得て掲載しています。
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