Record China 2019年4月13日(土) 18時(shí)30分
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北京市で10日、柳絮(りゅうじょ)と呼ばれる綿毛に覆われた柳の種子が大量に宙を舞った。
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北京市で10日、柳絮(りゅうじょ)と呼ばれる綿毛に覆われた柳の種子が大量に宙を舞った。中國(guó)メディアの新浪網(wǎng)が2019年4月11日付で報(bào)じた。春の訪れを告げる風(fēng)物詩(shī)で幻想的な光景でもあるが、吸い込むと呼吸器に障害を起こす恐れがあり、また地上に積もった柳絮は極めて燃えやすく、火災(zāi)の危険もあるという。
【その他の寫真】
柳絮は古くから漢詩(shī)などの題材にもなってきた中國(guó)の春の風(fēng)物詩(shī)だ。靜止畫像ではぼたん雪のようにも見えるが、ぼたん雪よりもずっと軽いので、そよかな風(fēng)にも流されて宙を舞う。
幻想的な光景だが、吸い込むと呼吸器に障害を起こす恐れがある。特に柳絮アレルギーの人は、激しい発作を起こす場(chǎng)合もある。新浪網(wǎng)によると、北京ではマスクを著用して吸入してしまうことを防止する人も多かったという。なお、日本にある柳の多くは、種子の綿毛が少ない品種で、北海道などで多い移入種以外に目立つ柳絮は発生しない。
柳絮のもう一つの問題は、火が極めてつきやすいことだ。特に、晴天が続いて乾燥した場(chǎng)合は危険だ。柳絮が大量に放出した後には、所によって柳絮が相當(dāng)な厚さに積もる場(chǎng)合がある。タバコのポイ捨てなどで一気に燃え広がるなどの火災(zāi)も後を絶たないという。
畫像や映像で見る限り幻想的で獨(dú)特の美しさがある光景だが、実際に住む人にとってみれば厄介な面も多いようだ。(翻訳?編集/如月隼人)
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