2019年4月14日、中國メディアの観察者網(wǎng)は、日本の航空自衛(wèi)隊(duì)が所有するF-35A戦闘機(jī)が青森県沖で墜落した事故について、「それでも日本はF-35Aを使い続ける以外に道はない」とする評論記事を掲載した。

今月9日夜にF-35Aが青森県三沢市から東へ135キロの太平洋上空で消息を絶ち、その後、海上で機(jī)體の殘骸が見つかったことから墜落が確認(rèn)された。同機(jī)は同県の三沢基地にある第302飛行隊(duì)に所屬しており、當(dāng)日は4機(jī)編隊(duì)で夜間戦闘訓(xùn)練を行っていたという。

観察者網(wǎng)の記事は、事故発生後に航空自衛(wèi)隊(duì)が現(xiàn)有の12機(jī)すべてのF-35Aの飛行を停止したことを挙げ、「次世代の空中戦において主力を擔(dān)う戦闘機(jī)であり、事故の発生により安全を確保できない狀態(tài)で、殘りの同機(jī)を動かすことは當(dāng)然ながらありえない。今後同機(jī)に対して全面的な検査を?qū)g施し、技術(shù)的な問題がないことを確認(rèn)した後飛行を再開するはずだ」としている。

一方で、「現(xiàn)在、自衛(wèi)隊(duì)が使用している同機(jī)は組み立てこそ日本で行われたもの、その研究開発、製造に日本は関わっていないため、事故の調(diào)査や応急措置において日本はかなり受動的な狀況に立たされることになる」との見解を示した。

また、「自衛(wèi)隊(duì)ではステルス性を持つ第5世代戦闘機(jī)の導(dǎo)入が始まったばかりであり、従來機(jī)からの置き換えが始まっているのは同機(jī)のみである」と紹介?！袱郅螜C(jī)種はこれから全力で開発、生産を急いだとしても、向こう10～15年は大量生産や配備の実現(xiàn)は不可能である」としたうえで、「中國空軍のJ-20が増え続ける狀況の下、日本にとって唯一の第5世代戦闘機(jī)であるF-35Aの購入と配備を続けることが、現(xiàn)在の自衛(wèi)隊(duì)に與えられたたった一つの選択肢だ」と論じている。（翻訳?編集/川尻）