紙の本が廃れゆく中、日本のこの動きは「令和」だ―華字紙

Record China    2019年4月16日(火) 22時(shí)50分

拡大

華字紙?日本新華僑報(bào)の蔣豊(ジアン?フォン)編集長は10日、同紙ウェブサイトで「日本が紙の本の沒落危機(jī)の中で見出した『商機(jī)』」というタイトルのコラムを発表した。資料寫真。

華字紙?日本新華僑報(bào)の蔣豊(ジアン?フォン)編集長は10日、同紙ウェブサイトで「日本が紙の本の沒落危機(jī)の中で見出した『商機(jī)』」というタイトルのコラムを発表した。

蔣氏は、「ここ數(shù)年にわたりインターネットや電子書籍の影響を受け、紙媒體のメディアや書籍といった産業(yè)が斜陽化している一方で、日本では『マンガホテル』や『読書ホテル』、『入場料のいる本屋』など、紙の本をテーマにしたさまざまなサービスが流行している」と紹介した。

その例として、蔣氏はまず東京の有名な書店街、神保町にオープンした「マンガ アート ホテル トーキョー(MANGA ART HOTEL,TOKYO)」を読者に紹介。モノクロトーンの同ホテルには5000冊ものマンガが置かれ、マンガファンらはその空間にじっくり浸ることができる。利用客は気に入ったマンガがあればその場で購入することも可能。オープンして2カ月にも関わらず、一泊およそ300元(約5000円)の同ホテルの満室率はほぼ100%だという??蛯婴现鳏?0歳~40歳で、比較的多いのは日本人女性だというが、蔣氏は「日本人以外にも、米國やヨーロッパ、アフリカやアジアなど各地から旅行客がこの『マンガワールド』を體験するために訪れている」としている。

蔣氏は続けて、昨年末に六本木にオープンしたオリジナリティーあふれる書店「文喫」を紹介?!溉毪毪摔?500円という美術(shù)館の特別展さながらの入場料を払わなければいけないが、460平方メートルにおよぶその店內(nèi)ではおかわり自由のコーヒーや、フードメニューを楽しみながら、學(xué)術(shù)書から蕓術(shù)書、さらには漫畫まで3萬冊もの本を読むことができる」と説明した。同書店の店長は「デートから仕事のアイデア探しまで、あらゆる用途に使ってほしい」とコメントしているという。

さらに、「このようなビジネスモデルは東京のような大都市以外では通用しないのではないかと思われるだろうが、ある出版社(※実際は出版取次店)は箱根にある自社の保養(yǎng)所を紙の本がテーマの露天風(fēng)呂付きホテルに改裝した」とし、ブックホテル「箱根本箱」を紹介。同ホテルには、宿泊客らにスマホなどのデバイスから離れてゆっくりと読書を楽しんでもらう狙いがあるという。1萬2000冊の本を提供する同ホテルの利用客は20~60歳と幅広い年齢層に渡っているそうだ。

蔣氏は「誰でも本が読める時(shí)代だが、じっくり本を読もうとする人は非常に少ない。読書という娯楽もやはり最終的にビジネスの一種であることに変わりない。しかし穏やかに読書ができる環(huán)境を作り出すという動きは、非常に“令和”(Beautiful Harmony)ではないだろうか?」とつづった。(翻訳?編集/巖谷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業(yè)務(wù)提攜

Record Chinaへの業(yè)務(wù)提攜に関するお問い合わせはこちら

業(yè)務(wù)提攜