Record China 2019年4月17日(水) 20時20分
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中央人民ラジオ局?中國之聲の17日付の報道によると、中國で開催されるマラソン大會で相次ぐ不正が問題になる中、15日に行われた「第123回ボストンマラソン」で中國人ランナーが參加資格を偽造したとの疑いが浮上した。資料寫真。
中央人民ラジオ局?中國之聲の17日付の報道によると、中國で開催されるマラソン大會で相次ぐ不正が問題になる中、15日に行われた「第123回ボストンマラソン」で中國人ランナーが參加資格を偽造したとの疑いが浮上した。
大會の公式ウェブサイトによると、同大會には3萬人余りの選手が參加し、そのうち中國人は951人だった。前年の682人から4割ほど増加した。しかし、業(yè)界関係者の中には、中國人選手の參加資格に疑いの目を向ける人が少なくないという。
ボストンマラソンへの參加を申し込むためには、過去にフルマラソンで一定のタイムをクリアした証明が必要になる。基準(zhǔn)タイムは年齢や性別に応じて変わる。2019年の男性の基準(zhǔn)タイムは、18~34歳が3時間5分、35~39歳が3時間10分、40~44歳が3時間15分などとなっている。女性は、これにそれぞれ30分プラスした時間が基準(zhǔn)タイムだった。
中國國內(nèi)の大會で何度も優(yōu)勝し、パリマラソンなどにも出場した王一平(ワン?イーピン)さんは、「ボストンマラソンに出場するための基準(zhǔn)タイムは非常に厳しい。そのため、選手が成績を偽造するという事態(tài)がよく起きている。代走を頼むこともある」と明かした。
では、どのように偽造しているのか。記事は、関係者とみられるネットユーザーが最近、SNSで暴露した內(nèi)容を紹介。同ユーザーは「數(shù)人のランナーからこっそり聞いた話。もし本當(dāng)なら世界のマラソン界を揺るがす大スキャンダルだ」とした上で、「ある旅行會社がランナーとグルになってフルマラソンの成績証明書を偽造し、ボストンマラソンの大會組織委員會を欺いている。この手を使って19年の大會への申し込みを成功させたとみられる人は90人余り!すでに調(diào)査に動いている人がいるようだ」とつづっている。
中國之聲の記者が旅行各社に電話で話を聞いたところ、そのうちの1社が「ランナーが成績証明書を準(zhǔn)備しなくても、ボストンマラソンに出場させることを保証する」とし、費(fèi)用は航空券代や宿泊費(fèi)は別で5萬元(約83萬円)とのことだった?!弗攻荪螗旦`枠や特別枠なのか」と尋ねたところ、「違う。とにかくわれわれのところでは成績証明書は必要ない」と回答したという。
出場選手の成績を見ても疑わしいのは明らかだ。3時間35分の基準(zhǔn)タイムをクリアしているはずの女性は、同大會で6時間11分13秒かかってゴールしていた。3時間5分の基準(zhǔn)をクリアしているはずの男性のタイムは5時間26分42秒だった。こうしたケースは、決して少なくないという。
記事は、こうした不正と見られる狀況が橫行する理由について、「厳しい基準(zhǔn)のわりに申し込みにかかる手続きが非常に簡単」と指摘した。成績証明書はデータをアップロードすればよく、畫像加工ソフトで簡単に偽造ができてしまうという。
北京でスポーツコンサルタント會社の代表を務(wù)める張慶(ジャン?チン)氏は、こうした不正の防止策について「重要なのはブラックリストを作成すること。ルールを破るコストが非常に高く、代価を払わねばならないと認(rèn)識させること。同時に、教育を強(qiáng)化し、ルールや試合でのマナーを尊重するといったことを含め、スポーツ文化を確立することだ」と指摘している。(翻訳?編集/北田)
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