2013年3月14日、英紙ガーディアンはこのほど、米國(guó)の映畫(huà)界は今、世界で最も成長(zhǎng)の早い映畫(huà)市場(chǎng)を抱える中國(guó)の“ご機(jī)嫌取り”をして、進(jìn)出を図っていると報(bào)じた。例えば、1984年の米映畫(huà)「若き勇者たち」のリメーク版「レッド?ドーン」（2012年）を撮影する時(shí)には、製作會(huì)社のメトロ?ゴールドウィン?メイヤー（MGM）は元々、ソ連軍を中國(guó)軍に置き換える予定だったが、中國(guó)で反感を買(mǎi)うことが懸念されたため、北朝鮮に変更。公開(kāi)が大幅に遅れた。ハリウッドがこのようにソ連に対して譲歩することはないだろうが、中國(guó)に対しては違った対応をしているのだ。環(huán)球時(shí)報(bào)が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

中國(guó)は現(xiàn)在、米國(guó)映畫(huà)にとって世界第2位の海外市場(chǎng)になっている。中國(guó)の映畫(huà)ファンはハリウッド映畫(huà)の収入を軽く5000萬(wàn)ドル（約47億円）増加させる。また、中國(guó)のスクリーン數(shù)は現(xiàn)在、1萬(wàn)1000を超えている。そのため、世界4大會(huì)計(jì)事務(wù)所の一角を擔(dān)うアーンスト?アンド?ヤングは、「中國(guó)の興行収入は2020年までに米國(guó)を超える」と予測(cè)している。

このような現(xiàn)狀に、中國(guó)の“ご機(jī)嫌取り”を始めている製作會(huì)社もある。例えば、2012年公開(kāi)の米SF映畫(huà)「LOOPER/ルーパー」や「バトルシップ」には中國(guó)の要素が數(shù)多く取り入れられた。特にルーパーはそれだけでなく、中國(guó)で大型連休となる國(guó)慶節(jié)（中國(guó)の建國(guó)記念日、10月1日）に合わせて、9月28日に公開(kāi)となった。

このような現(xiàn)象に、ハリウッドの保守派からは、「1つの國(guó)の審査委員會(huì)が我々の製作に大きな影響を及ぼすようになっている。こんなことはハリウッド史上初めてのことだ」と焦りのような聲が聞こえてくる。しかし、「レッド?ドーン」のような問(wèn)題はこれが初めてではない。第一次世界大戦中、米國(guó)は日本を敵視するような映畫(huà)を製作したが、再公開(kāi)となった1923年には、日本が米國(guó)の盟友となっていたため、日本をミャンマーに変えた。ハリウッドが「超大國(guó)」を持ち上げるのは今に始まったことではない。ここ100年間、自國(guó)のためにさらに多くの興行収入を得るよう取り計(jì)らってきたハリウッドは、「米國(guó)の覇権」の旗をいつでも掲げているのだ。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KN?編集/TF）