Record China 2019年4月19日(金) 12時40分
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アマゾンは7月18日をもって中國國內(nèi)のネット通販プラットフォーム事業(yè)から撤退する。中國メディアの第一財経は、中國に進(jìn)出してからの「失われた10年」を取り戻せなかったと評する記事を発表した。
アマゾンは7月18日をもって中國國內(nèi)のネット通販プラットフォーム事業(yè)から撤退する。中國メディアの第一財経は発表日の2019年4月18日付で、アマゾンは2014年に中國に進(jìn)出してから10年間にわたり自らの位置付けができず、2014年から5年間は懸命に努力したが「すでに遅過ぎた」と評する解説記事を掲載した。
中國では、アマゾン中國が18日に中國事業(yè)の多くから撤退することを発表したことに大きな関心をが寄せられた。第一財経記事は、2014年に葛道遠(yuǎn)氏がアマゾン中國の総裁に就任したことは、一つの転換期だったと説明。葛氏は、アマゾン中國のネット通販?zhǔn)聵I(yè)を越境ECに集中させたという。
アマゾン中國の前身となったのはキングソフトが1998年に設(shè)立した卓越網(wǎng)だった。卓越網(wǎng)の初期の業(yè)務(wù)は中國語文書のダウンロードなどで、ネット通販に乗り出してからは書籍販売などで成功した。アマゾンが買収した後の2005年には、「ネット上の百貨店」というビジネスモデルを打ち出した。しかし、1999年に発足し、最初はB2Bのオンラインマーケットで大成功したアリババは2003年には消費(fèi)者向け業(yè)務(wù)を本格化させ、04年にパソコンのネット通販で出発した京東(ジンドン)も、業(yè)務(wù)を急速に拡大させていった。アマゾン中國は結(jié)果として、大きく引き離される。
葛総裁は2015年の時點(diǎn)で、アマゾン中國の役割は、中國人ユーザーに世界からの商品を購入するよりよい機(jī)會を提供することと、中國の大小企業(yè)にかれらの商品を世界に売り出す機(jī)會を提供することと、第一財経の取材に対して越境業(yè)務(wù)に集中すると明確に説明したという。
葛総裁は、中國國內(nèi)に保稅庫を設(shè)置して、購入者が注文してから中國國內(nèi)どこでも3日以內(nèi)に、早い場合には當(dāng)日に商品を配送する仕組みなどもつくった。葛総裁の考えは當(dāng)時としては比較的先進(jìn)的で、業(yè)界を觸発した意義もあったという。
葛総裁の後任となった張文翊も葛総裁の方針を継承し、さらに「一切の代価を惜しまず、グローバル化を推進(jìn)」などとして、越境ECの業(yè)務(wù)に力を入れた。
しかし、アマゾン中國が自らの位置付けを明確にした2014年には、すでにアリババや京東がネット通販の「巨人」として臺頭していた。アマゾンは浮上することができなかった。中國のネット通販におけるアリババや京東のシェアが計80%を超える一方で、アマゾンのシェアは1%未満にまで落ち込んだ。
アマゾンの越境ECでは、中國からの輸出部門に問題が大きいという。中國ブランドの多くはすでに海外に旗艦店を出しており、それらの旗艦店の多くアリババ系の天貓(Tmall)や京東、さらに網(wǎng)易考拉(ネットイースコアラ)などアマゾンのライバルを利用しているという。
アマゾン中國は、中國向けのキンドルやクラウド業(yè)務(wù)は7月18日以降も存続させる。また、中國から國外向けの商品販売も継続する。しかし、中國人ユーザー向けに中國內(nèi)外の商品を販売するプラットフォーム運(yùn)営の業(yè)務(wù)からは撤退する方針だ。ただし、中國人消費(fèi)者の間での越境ECプラットフォームとしての評判は悪くないため、関連業(yè)務(wù)を継続する可能性は高いとする見方があるという。(翻訳?編集/如月隼人)
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