Record China 2019年4月20日(土) 9時20分
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19日、新華社は、日本における古代建築の防火対策について紹介する記事を掲載した。寫真は日光東照宮。
2019年4月19日、中國國営の新華社は、日本における古代建築の防火対策について紹介する記事を掲載した。
記事は冒頭、「フランスのノートルダム大聖堂で火災(zāi)が発生したことを受け、日本では地方政府や消防が文化遺産の所有者と共に防火対策の點(diǎn)検や消防検査を行った」と紹介。日本ではどのように文化遺産を火災(zāi)から守る努力が行われているかについて分析した。
記事は、「現(xiàn)代の日本社會は、文化遺産の防火対策を非常に重視している」と指摘し、「現(xiàn)在の関連法令や措置は、多くの火災(zāi)を経て徐々に制定され整えられた。70年前に奈良の法隆寺で発生した火災(zāi)が、日本の古代建築保護(hù)に対する最初の警笛となった」と紹介した。
その上で、「法隆寺は世界最古の木造建築物の1つ。1949年1月26日に発生した火災(zāi)で、國寶級の十二面壁畫が焼失したが、この火災(zāi)は當(dāng)時の日本を震撼させ、その後政府が直ちに法律などの手段で文化遺産の防災(zāi)措置をとり、50年には『文化財保護(hù)法』が成立した」と伝えた。
そして、55年からは1月26日を「文化財防火デー」に定めたほか、消防法や消防法施行令などの法律法規(guī)も、文化遺産保護(hù)を特に重視するようになり、古代建築が備えるべき防火設(shè)備を細(xì)かく定めたと説明した。
記事は、「日本の文化遺産防火理念は、主に予防、早期発見、初期消火の3つを含む」と紹介。一例として記事は、日光東照宮の國寶級の建築物である陽明門の防火対策を紹介した。東照宮內(nèi)に大型の貯水池が設(shè)けられているほか、陽明門に至る階段の隣の目立たないところに消火設(shè)備が設(shè)置されており、消火栓の噴水口は上下左右に動かすことができ、水が陽明門に十分屆くようになっている。
さらに、陽明門の軒下には、建築物と同色の溫度センサーが設(shè)置されていることにも言及。古代建築の美に違和感が出ないよう、東照宮內(nèi)では21種類の色のセンサーやコードを採用しており、中には金箔を付けている所もある。
また、東照宮內(nèi)の主な建築物には防犯カメラを設(shè)置していて、當(dāng)直室では3人が24時間體制で警戒していることや、東照宮のすべての職員が自衛(wèi)消防隊(duì)として毎年定期的に消火訓(xùn)練を行っていることなども紹介した。(翻訳?編集/山中)
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