2013年3月16日、第12期全國(guó)人民代表大會(huì)（全人代）では、閣僚級(jí)人事の任命が行われ、「10年に一度の権力移譲」が完了した。RFI中國(guó)語版が伝えた。

【その他の寫真】

商務(wù)部長(zhǎng)に任命された高虎城（ガオ?フーチョン）氏はパリ大學(xué)で社會(huì)學(xué)博士の學(xué)位を取得し、歐州とアフリカでの勤務(wù)経験を持つ。財(cái)政部長(zhǎng)の樓継偉（ロウ?ジーウェイ）氏は政府系ファンドの會(huì)長(zhǎng)であり、國(guó)際金融界の重要人物でもある。

人民銀行総裁には「ミスター元」として知られる周小川（ジョウ?シャオチュワン）氏が異例の留任となった。このことからも、中國(guó)が金融改革と人民元の國(guó)際化などの通貨改革を重視していることが見て取れる。

特に注目が集まっているのは、王毅（ワン?イー）元駐日大使の外交部長(zhǎng)就任だ。王氏の起用については、前職の國(guó)務(wù)院臺(tái)灣事務(wù)弁公室主任としての働きが評(píng)価されたことに加え、知日派として対日関係の立て直しが期待されているという分析がある。

中國(guó)の外相は李肇星（リー?ジャオシン）氏、楊潔チ（ヤン?ジエチー）氏と二代続けて「知米派」が続いていた。駐日大使経験者の外相就任は、李肇星氏の先代である唐家セン氏以來となる。

國(guó)防部長(zhǎng)は常萬全（チャン?ワンチュアン）氏が就任した。常氏は貧困家庭の出身で、有人宇宙飛行プロジェクトの総指揮を務(wù)めた経歴を持つ。

また、副首相に任命された馬凱（マー?カイ）氏にも注目が集まっている。馬氏はかつて溫家寶（ウェン?ジアバオ）前首相のもとで経済官僚を務(wù)めていた。2003年3月の第10期全人代で、「國(guó)家発展計(jì)畫委員會(huì)」から改組された「國(guó)家発展改革委員會(huì)」の初代主任を務(wù)めた。

今回閣僚級(jí)ポストにつく人物のうち、8割が1950年代生まれで、社會(huì)科學(xué)系のバックグラウンドを持つ者が増えた。9割以上が大學(xué)以上の學(xué)歴を持ち、王毅外相を含む10名は博士の學(xué)位を保有している。また、それぞれに他分野で能力を磨いてきた経験も持っているという。（翻訳?編集/岡本悠馬）