2013年3月17日、シンガポールの華字紙?聯(lián)合早報は、中國では高齢化の進(jìn)展が早過ぎて、高齢者を迎え入れるための十分な社會體制がまだできていないと伝えた。

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中國では今年、60歳以上の高齢者の人口が2億人を突破する見込み。巨大なシルバー市場の誕生に大きな期待が集まるものの、高齢者を迎え入れるための社會體制はまだ十分に整っていない。

ある調(diào)査によると、若者は親の扶養(yǎng)問題に関して「面倒はみたいと思っているものの、仕事に対するストレスが大き過ぎて思うようにならない」と感じ、回答者の約8割が政府によるより大きな援助を期待している。

専門家は「中國政府は一定の努力をしているが、重視の度合いがまだ不足している」とし、その原因として、1．歐米諸國が高齢化社會に達(dá)するまでに要する期間は一般に50?60年、遅い場合は70年の場合もある。しかし、中國は約20年という極めて短い期間で高齢化社會を迎える。2．75歳以上の後期高齢者が特に多い。3．中國経済はまだ十分発展しておらず、現(xiàn)段階では高齢化のニーズを十分満たすことができない―などを挙げている。

さらに、養(yǎng)老機(jī)構(gòu)や高齢者に対するサービスの體制が十分に整っていないことを挙げる。中國の都市部には現(xiàn)在、養(yǎng)老機(jī)構(gòu)4萬1800カ所が存在し、ベッド365萬床があるものの、これは高齢者50人に対しベッド1床の割合にしか達(dá)していない。

また、高齢者に対するサービス面でも大きく遅れている。中國には現(xiàn)在、自分の身の回りのことを処理する能力に欠ける高齢者が約3300萬人存在している。仮に、3人に1人の割合で介護(hù)サービス要員を配備すると、1000萬人以上の要員が必要となるが、実際には介護(hù)サービス要員は100萬人にも満たず、専門レベルもかなり低い。

さらに、人々の介護(hù)サービスに対する消費(fèi)意識の問題や、一部の高級養(yǎng)老機(jī)構(gòu)にのみ人気が集まる養(yǎng)老機(jī)構(gòu)の構(gòu)成上の問題なども指摘されている。（翻訳?編集/HA）