2019年4月20日、中國メディアの澎湃新聞は、中國人有識(shí)者が日本の江戸時(shí)代における社會(huì)狀況やその後の日本に與えた影響について解説した?jī)?nèi)容を紹介した。

記事はまず、徳川幕府が開いた江戸時(shí)代について「事実上、戦國時(shí)代の分権的な封建制度を打破し、統(tǒng)一的な封建王朝を打ち立てた」と説明?！袱い铯妞腈i國政策は表面的には禁教となっているが、本質(zhì)は幕府の統(tǒng)治を強(qiáng)固にするためのもので、當(dāng)時(shí)の情勢(shì)からみればやむを得ない措置だった」と評(píng)している。

日本研究學(xué)者の劉檸（リウ?ニン）氏は「國際社會(huì)では江戸時(shí)代に対して閉鎖的な印象が持たれているが、実際この時(shí)代は非常に市民的、現(xiàn)実的であるとともに快適かつ平和だった」と説明?！告i國政策はとっていたもののオランダ、朝鮮、中國との貿(mào)易の窓口は確保しており、知識(shí)層や武士、貴族は中國大陸の狀況や國際情勢(shì)を把握していた」と紹介した。

また、「幕藩體制を柱とする徳川幕府が270年あまり継続したことで、江戸時(shí)代は非常に長(zhǎng)い平和な時(shí)代となり、將軍のお膝元である江戸では非常に輝かしく、高い文明を持つ都市文化が育まれていき、明治維新の近代化に向けたレールも敷設(shè)されていった」とした。さらに、「一般的に、ペリーの黒船來襲が日本の民族主義の形勢(shì)に決定的な影響を與えたとされているが、実は、幕末に形成された平等の思想こそが日本民族主義の主要な動(dòng)力を醸成した」とも述べた。

劉氏はこのほか、教育についても言及?！杆伦游萁逃辖瓚鯐r(shí)代における義務(wù)教育と言えるものであり、その対象は庶民や貧しい家の子どもたちにまで及んでいた」とし、「寺子屋教育の浸透が明治時(shí)代以降の教育制度構(gòu)築、識(shí)字率の向上に大きな役割を果たした」との見方を示した。（翻訳?編集/川尻）