差別が原因?米航空學校の寮で中國籍男性が自殺―中國メディア

Record China    2019年4月23日(火) 7時50分

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21日、揚子晩報は、米テキサス州デントンにある航空學校の宿舎內で中國人學生が自殺したと報じた。資料寫真。

2019年4月21日、揚子晩報は、米テキサス州デントンにある航空學校の宿舎內で中國人學生が自殺したと報じた。

記事によると、16日に江蘇省出身の中國人學生が宿舎內で自殺した。「學校側の待遇に不満があった」と報じられている。この航空學校は中國民航総局の認証を取得しており、中國の航空會社のパイロットに対する教育を行う資格を持っていたとのことで、學生は基本的に中國からやってくるという。

そのうえで、自殺した學生について「南京航空航天大學で飛行技術を學んだ後、深セン航空と契約して養(yǎng)成員になった。飛行免許取得の段階になり、會社がこの航空學校に派遣した」と伝えている。

また、関係者の話として、「自殺した學生はすでに學校に1年通っていたにもかかわらず依然として仮免許の段階で、異常なまでに時間がかかっていた」とした。さらに、「周囲の學生の話では特に不良な評価はなく、日常生活面でも感情コントロールや管理能力といった點でパイロットとして適切だった」と説明した。

一方で、「飛行訓練時には教員が積極的な措置をとって解決を支援しようとせず、學生が再三にわたり飛行訓練で不公平な待遇を受けたと申し出ていたにもかかわらず、學校側は取り合わなかった」としている。

記事は「この學生の研修進度が非常に遅かったことは、學校の盲目的な學生募集に伴う深刻な教育能力不足と関係している可能性がある。學校の教員や設備は中國人學生の正常な學習を保障できておらず、多くの學生が數カ月間飛行訓練ができないという狀況も発生していたようだ」と伝えた。(翻訳?編集/川尻

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