2013年3月19日、米華字メディア?多維ニュースは、新たに発足した習(xí)近平（シー?ジンピン）?李克強(qiáng)（リー?カーチアン）政権の対日政策を分析する各國(guó)メディアの報(bào)道を紹介、「日本メディアは中國(guó)が日本の頭越しに米國(guó)に向かうことを懸念している」と伝えた。以下はその內(nèi)容。

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日本メディアは、かつて駐日大使を務(wù)めた王毅（ワン?イー）氏の外相就任を大きく報(bào)じている。知日派とされている王毅氏だが、中國(guó)國(guó)內(nèi)の対日世論は依然として厳しい狀況にあり、中國(guó)は今後も強(qiáng)硬な姿勢(shì)を崩さないだろうと予想されている。

また、今年は少なくとも4回、日中首脳會(huì)談開催のチャンスがある。直近では5月の日中韓首脳會(huì)議だが、中國(guó)側(cè)は「現(xiàn)在の雰囲気で、就任間もない指導(dǎo)者が日本の首相と會(huì)談を行うことにはリスクが伴う」として、消極的な姿勢(shì)を見せている。

日本メディアは米中の接近が日本へのプレッシャーとなることを警戒している。習(xí)近平氏は國(guó)家主席に就任した14日の夜、アメリカのオバマ大統(tǒng)領(lǐng)と電話會(huì)談を行った。日本メディアは、中國(guó)の新政権の視線が日本を飛び越えて直接米國(guó)に向かっていると見ている。

ロイター社は、數(shù)カ月にわたる「武力での威嚇」を?qū)g施の後、習(xí)氏率いる指導(dǎo)部は姿勢(shì)を和らげ、不慮の事故による衝突を防止するための措置を取るだろうと報(bào)じている。

習(xí)氏の國(guó)家主席就任の前に、解放軍の劉源（リウ?ユエン）氏は、対日戦爭(zhēng)の危険性について警告していた。軍幹部の中で、冷靜になるよう呼びかけていたのはほぼ劉氏一人だけだ。劉氏に與えられた発言の機(jī)會(huì)やタイミングが、政府の方針の転換に変化が起こる可能性を物語っていると分析している。

米ブルッキングス研究所のSun Yun研究員は、「新指導(dǎo)部は米國(guó)との関係や外交政策を整理しており、海洋問題については以前より抑制的になっている」とコメントした。

劉源氏は、海洋管理を行う組織が統(tǒng)一されることについて、日中間での偶発的な衝突の可能性を低減させるものだと述べている。ベルギーのブリュッセルに本部を置くシンクタンク、國(guó)際危機(jī)グループは、昨年発表した報(bào)告書で「協(xié)調(diào)性に欠け、互いに競(jìng)爭(zhēng)することすらある中國(guó)の海洋管理機(jī)関が、領(lǐng)土問題の悪化を助長(zhǎng)している」と警告していた。

劉氏の警告は、軍幹部や指導(dǎo)者の中にも、強(qiáng)大な日本との衝突、特に米國(guó)が介入するような狀況になれば、共産黨にとっては政治的な面倒になるだろうと懸念している者がいることを物語っている。

だが、中國(guó)は國(guó)民に対して數(shù)十年にわたり、日本による戦時(shí)中の侵略行為を大々的に宣伝し、敵意を植え付けている。中國(guó)が譲歩すれば、破壊性を帯びた政治的反発が起こるはずだ。

防衛(wèi)問題の専門家によると、劉氏のこのような態(tài)度は國(guó)內(nèi)向けのものであり、中國(guó)政府が日本と交渉をする際に柔軟な対応を取れるよう意図したものであり、他の軍人の強(qiáng)硬な発言は、外國(guó)人に対して中國(guó)は領(lǐng)土問題について本気であると見せつけるためのものであるという。事実、少し前に中國(guó)の政府系メディアは盛んに東シナ海への艦船の派遣や、海上での演習(xí)、新造艦の進(jìn)水を報(bào)じ、領(lǐng)土の防衛(wèi)を社説で訴えていた。（翻訳?編集/岡本悠馬）