2013年3月18日、米華字メディア?多維網(wǎng)は、孔子に執(zhí)著する韓國(guó)についてのコラムを掲載した。

【その他の寫(xiě)真】

先日、韓國(guó)?祥明大學(xué)校中國(guó)文學(xué)部のキム?ギョンイル教授の著書(shū)「儒家思想誕生の秘密」が話(huà)題となった?！钢袊?guó)ではほとんど知られていないが、儒家思想は徐々に形成されたもので、孔子などある特定の人物が一人で創(chuàng)造したものではない」という內(nèi)容だ。

なるほど確かにその通りだが、それは中國(guó)の學(xué)會(huì)では常識(shí)だ。しかし、いわゆる原始儒教をまとめて體系化した主要な功績(jī)は孔子にあることも事実であり、中國(guó)文化の中心と讃えられるゆえんである。

むしろ注目すべきは、「なぜ韓國(guó)社會(huì)がこれほど孔子に執(zhí)著するか」であろう。キム教授だけではない。近年、韓國(guó)では孔子を祭る儀式を世界無(wú)形遺産として申請(qǐng)する動(dòng)きがあったり、あるいは「孔子は韓國(guó)人だった」との珍説まで登場(chǎng)したという。

韓國(guó)は儒教文化の深い影響を受けた國(guó)であり、「儒教國(guó)家の生きた化石」とも呼ばれている。その一方で近代以來(lái)、日本の侵略を受け歐米文化が流入するなど大きな変動(dòng)を経験してきた。今、経済成長(zhǎng)を続け、ナショナリズムが高まるなか、韓國(guó)の學(xué)者たちの間には自國(guó)の文化を摸索する動(dòng)きが広がっている。

その際のキーワードは「脫中國(guó)化」だ?？鬃婴享n國(guó)人だというのも、あるいは韓國(guó)の文化として孔子を讃えるのも、中國(guó)とは別個(gè)の韓國(guó)文化を打ち立てたいという欲望にほかならない。（翻訳?編集/KT）