10年前に世間を騒がせた中國企業(yè)による日本企業(yè)買収、今や販売規(guī)模は20倍に―中國メディア

Record China    2019年4月24日(水) 8時20分

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中國中央テレビの経済チャンネルの央視財経は18日、10年前に中國の民間企業(yè)が買収したことで話題となった免稅専門店ラオックスの販売規(guī)模が、今や20倍まで跳ね上がっていることを伝えた。寫真はラオックス。

中國中央テレビの経済チャンネルの央視財経は18日、10年前に中國の民間企業(yè)が買収したことで話題となった免稅専門店ラオックスの販売規(guī)模が、今や20倍まで跳ね上がっていることを伝えた。

2009年6月24日、中國の家電小売販売會社?蘇寧電器は日本の老舗家電量販會社?ラオックスを買収した。蘇寧電器の羅怡文(ルオ?イーウェン)社長は、「當(dāng)時はまだ中國企業(yè)が日本企業(yè)を買収するという前例がなく、ラオックスが上場企業(yè)であったということもあり、中國?南京市で會見を開いたときは多くの記者が押し寄せた」と振り返った。また、「日本での反応は中國よりはるかに大きく、250人余りの記者が集まったため、急きょ大きな會場に移動した」と話した。

高校卒業(yè)以來、ラオックスにずっと勤めているという飯野信和さん(49)は、「10年前に蘇寧電器がラオックスを買収した段階で、會社はすでに9年間も赤字が続いており、上場企業(yè)といえど社員は94人まで減り、かつての輝きを失っていた」と當(dāng)時の様子を振り返った。當(dāng)時、飯野さんは店長を務(wù)めており、自分の店で働いていた145人の店員を解雇したあと、自らも辭表を提出しようとしていたところだったが、結(jié)局そのまま蘇寧ラオックスで働くことになった?!府?dāng)時、日本企業(yè)は米國やヨーロッパの企業(yè)に買収されていたが、中國に買収されたケースはまだなかったため、非常に驚いた」と述べた。

しかし羅社長は10年前の時點ですでに、「中國が日本に投資する時機が來た」と捉えていたそう。2010年には中國の國內(nèi)総生産(GDP)が日本のGDPを超え、中國の経済規(guī)模が日本を追い抜いた。

そして、ラオックスを買収した翌年には免稅サービスに著手することを決めたという。羅社長は「今や1年に日本を訪れる観光客は3000萬人を超えるが、10年前には1000萬人にも満たなかった。中國人旅行客が日本の旅行マーケットを揺るがすことを見越してほかの店舗を閉め、免稅に集中することを選んだ」と話した。飯野さんは、主要サービスを免稅に絞ることになったとき、簡単には受け入れられず、先行きに疑問を感じていたそうだ。しかし、「秋葉原店のメインの客層が外國人旅行客に変わってからは、考え方が変わった」という。

それから10年、今やラオックスには毎年300萬人近い中國人観光客が訪れ、日本最大規(guī)模の総合免稅企業(yè)となった。ラオックスは現(xiàn)在、日本國內(nèi)に42店舗を構(gòu)えており、その消費者のうち90%は世界各國からの訪日旅行客だという。18年に日本を訪れた旅行客の數(shù)は800萬人を超え、その中でも最大の客層は中國人だった。記事は「中國人旅行客と日本をつなぐラオックスは、ビジネスの空間を広げ、日本経済をゆり動かしている。中國が掲げる『一帯一路』が展開され、ウィン?ウィンの精神のもと、日中両方に利益をもたらしている」と論じた。

羅社長は「ラオックスは3000人余の社員を抱えていて、そのうちの8割以上は日本人だ。この10年間で販売規(guī)模は20倍まで増大し、日本國內(nèi)でも多くの人に知られる、日中経済交流の象徴とも言える存在に成長した。私たちは日本を『一帯一路』の単なる1地點とは考えておらず、協(xié)力するべき相手だと捉えている。この先中國企業(yè)には『どれだけ大きく展開するか』ではなく『どれだけ長く続けるか』がより重視されることを期待している」と述べた。(翻訳?編集/巖谷)

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