2019年4月23日、中國メディアの観察者網(wǎng)は、パキスタンのイムラン?カーン首相が「ドイツと日本は戦後、國境地域で一緒に工業(yè)を発展させてきた」と「勘違い発言」したことで物議を醸していると報(bào)じた。

記事は、ロシアメディア?スプートニクの23日付報(bào)道を引用。同首相は先日、イランを訪問し、ハサン?ロウハニ大統(tǒng)領(lǐng)と共同記者會(huì)見に臨んだ際、「第2次世界大戦中、ドイツと日本は數(shù)百萬という民衆(zhòng)を殺し合ったが、戦後は両國の國境地帯で共に工業(yè)を発展させてきた。今、両國の間にはもはやわだかまりはなくなっている。なぜなら、彼らの経済的な利益が一體化しているからだ」などと発言。記事は、「日本とフランスを混同して発言したようだ」と伝えている。

そして、この失言がパキスタン人記者によってネット上で紹介されると、たちまちパキスタン國內(nèi)のSNSで大きな話題になった。同國のネットユーザーからは「親愛なる首相よ……私はあなたのおかげで自分自身の歴史認(rèn)識(shí)に疑いを持ち始めた」「イムラン?カーン氏は史上初めて、ドイツと日本を地続きにするというパラレル?ヒストリーを発見した」など、皮肉めいたコメントが寄せられたという。

また、「この発言は野黨に格好の攻撃のチャンスを與えてしまった」とし、野黨側(cè)からは「首相はオックスフォード大卒業(yè)とのことだが、頭ではなくクリケットの能力だけで入ってしまったことが露呈してした」などとのやゆが飛び出しているとのこと。同首相はクリケットの元スター選手。（翻訳?編集/川尻）