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24日、中國メディア?環(huán)球網(wǎng)は日本の2019年版外交青書公表を受けて、「日本の外交青書は何を意味しているか」という記事を掲載した。筆者は復(fù)旦大學(xué)日本研究センター準(zhǔn)研究員の王広濤氏。
24日、中國メディア?環(huán)球網(wǎng)は、日本の2019年版外交青書が23日に內(nèi)閣により公表されたことを受け、「日本の外交青書は何を意味しているか」という記事を掲載した。筆者は復(fù)旦大學(xué)日本研究センター準(zhǔn)研究員の王広濤(ワン?グアンタオ)氏。
王氏は、「19年度外交青書は日本にとって、外交の全體的な狀況を體系的に整理し、現(xiàn)行の外交政策の方針ならびに今後の全面的な展望を示す、外交戦略の要とも言える重要な文書だ」とした上で、「外交青書の具體的な內(nèi)容の変化は日本の外交政策および國家間関係の現(xiàn)狀を反映しているだけでなく、日本が將來採るであろう外交政策の方向性もあらかじめ示しており、特に注目に値する」とした。
そして、「19年版外交青書で明らかに変更された、主にロシア、韓國、北朝鮮ならびに中國に関するいくつかの點(diǎn)が日本國內(nèi)外で大きな関心を集めている」と指摘。19年版の外交青書ではロシアに関する「北方領(lǐng)土は日本に屬す」という一文や「北朝鮮に対して圧力を最大限まで高めていく」という強(qiáng)硬的な記述が削除され、また昨年度の「日韓関係を未來志向の新時(shí)代へと発展させていく」という前向きな表現(xiàn)は「日韓関係は非常に厳しい狀況に直面した」という記述に改められたことに觸れた。
王氏は「こういった変更からは日本の北東アジア政策の変化が読み解ける」とし、「領(lǐng)土の保全と國家の安全保障はこれまで日本の外交にとって関心の中心であり続けてきた。安倍政権にはロシアとの北方領(lǐng)土問題を解決する意図があり、『北方領(lǐng)土は日本に屬する』という記述を削除したのだろう。これにより日露交渉の局面は切り開かれたが、日本政府が確立してきた原則的立場は弱まった」と指摘。「北朝鮮については、日本はこれまで有効なコミュニケーションの手段を持っていなかった。しかし米朝トップの対談により北東アジアの緊張が弱まったことを受けて、日朝間で実際の政策を模索しようという前向きな立場を示したのだろう」とした。そして、「この2點(diǎn)における変化は日本がロシア、北朝鮮との関係改善に前向きであることを表す。具體的な政策がどうなるかは當(dāng)事者の努力や國際狀況次第だ」と述べた。
続いて「日本は東アジア秩序の建設(shè)にあたって多くの切り札を持っているわけではないが、中國との関係を改善できるかどうかは安倍政権の目玉の一つだ」と指摘。「日本と他の東アジア近隣諸國との関係は良好とは言えないが、対中関係を改善できれば明らかに連鎖効果が見込める。19年の外交青書は『中國と安定した関係を築くことは非常に重要である』としており、中國との関係改善は日本にとって、日中関係にとどまらず外交戦略全體に影響を及ぼすものである」とした。そして「18年の両國首脳間の訪問を通して日中関係は正常な軌道に乗った。19年は関係をさらに深めていかなければならない」と述べた。
しかし王氏は、「日中関係が全て順調(diào)というわけではない」とも指摘?!钢袊趣?a target='_blank' href='http://www.wenhuatang.com/search.php?filter=東シナ海'>東シナ海およびに南シナ海問題に対する日本の非難は止まる兆しがなく、日本政府が外交青書の中で中國に明らかな敵意を示しているように、2カ國関係の構(gòu)造自體に関わる問題はまだ適切に解決されていない。安倍首相は日中関係の改善に盡力したが、首相自身も米國とヨーロッパの間で板挾みになっており、米中が戦略競爭を展開している現(xiàn)狀において、どのように安全保障利益や経済利益の領(lǐng)域でバランスをとりながら対中ならびに対米関係を構(gòu)築するかは大きな課題となっている」とした。
それでも王氏は「日本が中國の核心的な利益を脅かさない限り、日中関係が穏やかに発展するのは間違いない」と主張?!附衲?、日本は改元を迎え、新たな時(shí)代に突入する。20カ國?地域(G20)が6月に大阪で開催されるに當(dāng)たって、安倍首相は中國訪問の際に習(xí)近平主席を直接招待した。加えて日本國內(nèi)の參議院選挙や、想定される衆(zhòng)議院選挙の日程も外交の観點(diǎn)から見ると『圧倒的に理想的』であり、日中関係が『この勢いに乗って進(jìn)歩するか否か』は注目に値する」と締めくくった。(翻訳?編集/巖谷)
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