Record China 2019年4月24日(水) 14時50分
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23日、中國メディア?環(huán)球網(wǎng)は東京五輪の選手候補(bǔ)として有望視されていた北京の大學(xué)生マラソン選手にドーピングが発覚したことを報じた。
中國メディア?環(huán)球網(wǎng)は23日、東京五輪の選手候補(bǔ)として有望視されていた北京の大學(xué)生マラソン選手にドーピング検査で陽性反応が出たことを報じた。
中國アンチ?ドーピング機(jī)構(gòu)(CHINADA)の22日の報告によると、先日行われたドーピング検査と調(diào)査の結(jié)果、重慶の陸上競技選手?劉敏(リウ?ミン)から外因性のエリスロポエチン(EPO)が検出されたという。検査結(jié)果は2月23日に出たもので、劉敏はもう一方の検體からも陽性反応が出たためドーピングと判斷された。北京青年報によると、劉敏は2019年の1月1日に重慶の陸上競技選手として登録されたところで、現(xiàn)在、北京石油化工學(xué)院に所屬する大學(xué)2年生だという。
エリスロポエチンは以前注目されていたアマチュアランナー?李文傑(リ?ウェンジエ)からも検出されたことがある、ドーピング剤として有名な造血ホルモンで、ヒトの血液中の赤血球の量を増やし、酸素含有量を増加させる働きがある。スポーツ界では血中のエリスロポエチンを人為的に増加させると、選手の運(yùn)動能力と持久力の向上に一定の効果があるとされている。
記事によると、劉敏は15歳の頃から貴州省でマラソンの練習(xí)を始め、學(xué)業(yè)と並行して中國各地のマラソン大會に參加してきた。17年に陸上競技の伝統(tǒng)強(qiáng)豪校である北京石油化工學(xué)院に入學(xué)し、18年の北京マラソンでは2時間43分37秒の記録を殘していた。國家體育総局が一般のマラソンランナーを?qū)澫螭四信?人ずつの東京五輪出場選手を選抜する「五輪に出ようキャンペーン」でも有力選手とみられており、以前インタビューを受けた際も「成績を上げて20年には中國代表として五輪に參加したい」と話していたという。
近年、中國ではマラソンがブームになっているが、江蘇省で行われたマラソン大會であるランナーがレース中にシェア自転車に乗ったことで処分を受けたり、ボストンマラソンの出場資格を得るために中國人ランナーが參加資格となる記録を偽造したりする事件が物議を醸していた。他にも、數(shù)々の大會でランナーによるゼッケン偽造やコースのショートカット、替え玉などといったトラブルが多発し、問題になっている。(翻訳?編集/巖谷)
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