2019年4月22日、中國(guó)メディアの北京青年網(wǎng)は、寶くじで1等を當(dāng)て10元（約166円）の元手が3129萬(wàn)元（約5億2000萬(wàn)円）になった浙江省の男性を紹介した。

7日に抽せんが行われた2色のボールによる數(shù)字選択式くじ「雙色球」で、浙江省紹興市から5口の1等當(dāng)せんが出た。この5口すべてを購(gòu)入したのが、現(xiàn)地在住の男性?廖（リアオ）さんだ。

廖さんは6日の仕事帰りに、行きつけの寶くじ販売所にいつも通り立ち寄り、くじを買(mǎi)い求めた。ここ何回かの當(dāng)せん番號(hào)を観察し、赤玉の番號(hào)6つと青玉の番號(hào)1つを選び、5口購(gòu)入。1口2元（約33円）なので計(jì)10元だ。

そして、8日に廖さんがSNSを見(jiàn)ていると、「うちの店で大當(dāng)たりが出た。みんな手元のくじを確認(rèn)して」という販売所の主人からの情報(bào)が目に留まった?！袱蓼丹饯螭胜铯堡胜ぁ工人激い胜樽苑证钨I(mǎi)ったくじを見(jiàn)ると、なんと1等に當(dāng)せんしていた。160円が5億円超に化けたのだ。

廖さんはその時(shí)の自身について「自分の心臓の音が聞こえたよ。高額當(dāng)せんするとは夢(mèng)にも思わなかった」と語(yǔ)り、その日は午前中いっぱい平靜を保っていられなかったそうだ。気分を落ち著けるために一度冷水シャワーを浴び、それからネット上でくじを何度も照合し確かめたが、やはり自分が1等に當(dāng)せんしていることに間違いはなかった。

廖さんは、両親が病気で入院し、多くの借金を抱えていて生活はとても苦しかったという。家計(jì)の負(fù)擔(dān)を減らすため、18歳で出稼ぎに出た。2015年から紹興で働いていたが、春節(jié)に実家に帰れないほど仕事は大変で、仕事帰りに寶くじを買(mǎi)うのがささやかな楽しみの1つだった。當(dāng)せんしたことを連絡(luò)すると、両親はたいそう喜んだそうだ。

「すぐに取りに行って面倒が起きると嫌なので」と敢えて時(shí)間を置き、16日に當(dāng)せん金を受け取りに行った廖さん?！笇g家に帰って両親と一緒に過(guò)ごしたい。そして北京や上海に旅行に連れていきたい」と使い道を明かした。また、実家の農(nóng)作物を商品として販売する企業(yè)を始めるための資金に充てたいとも。さらに、「忙しくて結(jié)婚のことを考えられずにいたら、もういい歳になってしまった。そろそろ考えないとね」と、結(jié)婚資金としても活用したい考えを語(yǔ)り、にっこりと笑ったという。（翻訳?編集/川尻）