2013年3月20日夜(現(xiàn)地時(shí)間)、フランスのパリを訪れた総勢20人超の中國人団體ツアー客が、3人組の強(qiáng)盜に襲われて全員のパスポートを奪われるという事件が発生した。パリ到著後、わずか2時(shí)間後の出來事だったという。中國ネットの22日付の報(bào)道。

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ツアーの參加者20人あまりは全員、江蘇省無錫市の大手物流企業(yè)の職員。視察を兼ねた観光で歐州6カ國を巡る旅程で、20日夕方にパリに到著した。一行は空港からそのまま付近の中華レストランに向かい、夕食を取った後、車で宿泊先に向かおうとするところを駐車場で襲撃された。犯人はアフリカ系の3人組で、20人のうち逃げ遅れた3人のバッグを強(qiáng)奪して逃走した。

全員、命に別條はなかったものの、大問題だったのは、バッグを奪われたうちの1人がツアーの添乗員だったこと。彼のかばんの中にはツアー參加者全員のパスポートが入っていた。キャリア20年の添乗員は現(xiàn)地事情にも詳しく、ツアーの引率には慣れていたはずだったが、強(qiáng)盜団に毆られるなどの暴行を受け、自分1人が軽傷を負(fù)うことと引き換えに、客全員を無傷で守るような形に。

現(xiàn)地の中國大使館が22日にも全員の臨時(shí)パスポートを交付することとなり、彼らの旅程は守られたようだが、あるツアー參加者は「かばんを持ち歩くのが怖く、現(xiàn)金やカードは著衣の中に隠し持つことにした」と話す。

ツアーを主催した旅行會(huì)社の責(zé)任者は、「近年になってお金に糸目をつけずショッピングに散財(cái)する中國人観光客が各國で注目されている。それで強(qiáng)盜の標(biāo)的にされたのでは。旅の最中はブランド物を持ち歩いたり、経済力をひけらかしたりするような行動(dòng)は慎んだ方がよい」と旅行者に注意を呼びかけている。また、事件について、國內(nèi)のネットユーザーは「大金を持ち歩くあほうどもが標(biāo)的になるのは當(dāng)然」「中國の恥」「外國に見くびられている中國の現(xiàn)狀がよくわかった」「公費(fèi)でぜいたく視察旅行をした罰があたった」など手厳しいコメントを寄せている。(翻訳?編集/愛玉)

※＜本日の中國TOPニュース＞では、中國の大手主要ポータルサイトによるニュースアクセスランキングから、注目の一記事をピックアップする。本記事は2013年3月21日付の中國大手ポータルサイト?新浪（Sina）のランキング6位の記事。