2013年3月21日、ネット上で「世界で最もかわいそうなパンダ」と紹介され、大きな話題を集めている甘粛省蘭州市動(dòng)物園のパンダについて、動(dòng)物園側(cè)は「一體どこからそんなうわさが広まったのか？」と話し、パンダ虐待疑惑について全面的に否定した。中國新聞社が伝えた。

【その他の寫真】

あるネットユーザーが20日夜、中國版ツイッター?微博上に「蘭州市動(dòng)物園のパンダは世界で最もかわいそうなパンダ。痩せて汚く、お腹を減らして動(dòng)けなくなっている。しかも、飼育員から暴力を受けている…」とつぶやき、しょぼくれたパンダの寫真とともに投稿した。この話題は瞬く間に広がり、多くのユーザーが注目することとなった。

投稿したユーザー本人に記者が電話で確認(rèn)したところ、寫真は本人が昨年の冬に同動(dòng)物園で撮影したもので、衛(wèi)生狀態(tài)が悪く、実際にパンダは非常に汚かったという。一方、飼育員の暴力や虐待については「他人から聞いた」とし、動(dòng)物愛護(hù)の気持ちから微博でつぶやいたと答えた。

記者は21日午前同動(dòng)物園を訪れ、雷青海（レイ?チンハイ）園長(zhǎng)にインタビューを行った。雷園長(zhǎng)によると、同園では開園以來すでに30年以上のパンダ飼育歴があり、特にパンダ館の建設(shè)以降は、専門の飼育擔(dān)當(dāng)者を配備し、エサの手配から館內(nèi)の清掃まで萬全の體制で臨んでいるという。

雷園長(zhǎng)は「ネット上でうわさされているような、飼育員がパンダを虐待したり、パンダがお腹をすかせて動(dòng)けないことなどはまったく存在しない」と全面的に否定した。ただし、パンダが薄汚くなっている點(diǎn)についてはこれを認(rèn)め、蘭州は冬になると風(fēng)砂が大きいこと、パンダが8歳になって最も遊びたい年頃のため地面に転がったりして土が身體に付きやすいこと、冬は気溫が低いためパンダの健康狀態(tài)を考えて頻繁にはシャワーを浴びさせていないことなどを原因に挙げている。（翻訳?編集/HA）