政治腐敗の撲滅目指す中國、でもコネづくりの「贈り物」はなくならない―英紙

Record China    2013年3月24日(日) 10時0分

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22日、習(xí)近平國家主席が政治腐敗との闘いを明確に打ち出した中國だが、有効なコネを築くための「贈り物」がなくなる気配はない。ただし、贈る品が多様化しているという。寫真は商品カード。

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2013年3月22日、環(huán)球時報によると、英紙フィナンシャル?タイムズは21日、中國の新指導(dǎo)者?習(xí)近平(シー?ジンピン)國家主席の反政治腐敗宣言で、これまで慣習(xí)化していた権力者や上司、公務(wù)員への「贈り物」が全面的に禁止となったが、こうした行為は今も水面下で続けられていると報じた。

その他の寫真

習(xí)近平國家主席は、深刻化する政治腐敗問題について「トラもハエも一緒にたたく」と明言。誰であろうと徹底的に調(diào)査し、追及し、見逃すことはないと強(qiáng)調(diào)した。中國は今、一致団結(jié)して政治腐敗と闘う姿勢を見せているが、それは仮の姿のようだ。

中國のネット上には「いかにしてデビットカードを使わないで、上司や権力者のコネを獲得するか?」といった手引書があふれている。ある贈答品サイトはユーザーのために、「相手の自宅が分からないからといって、直接職場を訪ねてはいけない。同じ職場で働く人に相手の自宅を聞くべき」「相手には贈り物をする真意を直接伝えてはいけない。何も言わなくても相手はきっとわかるはず」と親切に説明?!附痄Eの匂いが気になるなら、ガソリン券を送ってはどうか?お金を受け取ることは拒んでも、ガソリン券ならば受け取るだろう」と指南している。

教師や醫(yī)師への「お禮」も同様に厳しい目が向けられるようになった。シャネルのバッグを受け取るのはまずいと思う彼らも、スーパーマーケットの商品券や攜帯電話のチャージ券などは拒否しにくいようだ。商品券や現(xiàn)金を贈るのをちゅうちょする人も、トレーニングジムの利用券やスパの會員権などは贈っていいと思っている。また、磁器や玉器、西洋人參、ナマコや特産品なども贈り物として人気だ。これらの品の価格は分かりにくいが、高価なものであることは相手も分かる。こうした品も気にする相手ならば、美術(shù)品などを贈るという手もある。

かつて「両會(全國人民代表大會?全國政治協(xié)商會議)」の代表の部屋には高級な酒やたばこ、豪華な品物が直接屆けられていた。今年の「両會」ではこうした贈り物だけでなく、赤じゅうたんさえも姿を消した。しかし、ジムの利用券は裏で大量に出回っているはずだ。新時代の中國は鉄アレイがお金の代わりになっているかもしれない。(翻訳?編集/本郷)

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