2013年3月22日、人民日報によると、このほどエアバス中國法人の総裁に就任した陳菊明（チェン?ジューミン）氏は21日、「現(xiàn)在、エアバス民間機(jī)のすべての機(jī)種に中國企業(yè)が生産した部品が使われている」と述べた。エアバスと中國の航空會社とは全方位的な協(xié)力パートナー関係を築いており、協(xié)力分野は原材料の調(diào)達(dá)、部品の生産?設(shè)計、大型部品の組み立て?テスト、機(jī)體の組み立て?引き渡しなど多岐にわたる。エアバスと中國との工業(yè)協(xié)力により生み出された生産額は年々増加しており、2012年は3億ドル（約285億円）に迫り、15年は5億ドル（約475億円）の水準(zhǔn)に達(dá)することが予想される。

【その他の寫真】

陳総裁によると、A320ファミリー機(jī)の天津組み立てラインは、エアバスが中國で行う協(xié)力プロジェクトの中で最も重要なものだ。これまでに118機(jī)を組み立て、予定通り引き渡しており、生産ペースはひと月あたり4機(jī)になる。このラインが成功したことを示す重要な指標(biāo)は、天津で組み立てられた機(jī)體と歐州で組み立てられた機(jī)體とが品質(zhì)の上で完全に同水準(zhǔn)に達(dá)しており、一部の品質(zhì)基準(zhǔn)では中國製が歐州製を上回ってさえいるということだ。顧客や利用者の目からみれば、どちらも同じエアバス機(jī)で、どこで組み立てられたものかは見分けがつかない。もう一つの指標(biāo)は中國の技術(shù)者の技能が大幅に向上し、経験が豊富に積み上げられたこと。天津のラインで働く外國籍の専門家はピーク時の120人あまりから20人前後に減り、中國人技術(shù)者が中心になっている。

また、天津のラインは今年から翼端燃料削減裝置シャークレットを裝備したA320ファミリー機(jī)の組み立てを開始した。シャークレットは新型機(jī)A320neoに標(biāo)準(zhǔn)裝備されている。エアバスは現(xiàn)在、中國側(cè)との協(xié)議を積極的に進(jìn)めており、中國政府が意欲的に取り組むA320neoの天津での組み立てはエアバスと中國との協(xié)力計畫における「最も重要な要素の一つ」だという。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/KS?編集/TF）