名門?北京王府井書店が開業(yè)70周年、寄せられた「萬引犯」からの手紙とは

Record China    2019年4月30日(火) 8時(shí)30分

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北京市中心部の繁華街、王府井(ワンフージン)に本店を構(gòu)える王府井書店が27日、開業(yè)70周年の祝賀式典を行った。同式典では、「萬引きをしたことがある」と告白する手紙が読み上げられた。

北京市中心部の繁華街、王府井(ワンフージン)に本店を構(gòu)える王府井書店が27日、開業(yè)70周年の祝賀式典を行った。同式典では、「萬引きをしたことがある」と告白する手紙が読み上げられた。北京青年報(bào)が2019年4月27日付で伝えた。

開業(yè)70周年に際して、同書店には感謝や稱賛を記した大量の手紙が寄せられた。その中に、十?dāng)?shù)年前に同書店で萬引きを繰り返したと告白する手紙が混じっていた。手紙にはまず、「私はよい子ではありませんでした。反抗的で、いつもいらだち、落ち著きもない子でした。でも本が好きで、自由に入れる王府井書店で、すばらしい読書の時(shí)を過ごしました。本を読んでいるときだけが、落ち著ける時(shí)間でした」と書かれていた。

手紙の書き手はある時(shí)、書架に並べられている本を萬引きした。冒険だったという。しかし見つからなかった。その後も萬引きを繰り返し、あるときついに店員に現(xiàn)場(chǎng)を押さえられてしまった。しかし店員らは警察に通報(bào)せず、彼の學(xué)校や親についても問いただすことはしなかった。

記事は特に觸れていないが、中國(guó)では各個(gè)人について「檔案(ダンアン)」と呼ばれるプロファイルが作成される。不祥事を起こした場(chǎng)合、「檔案」に記入されることを覚悟せねばならない?!笝n案」は就職や就職後の地位にも関係してくる。つまり、「若いころの過ち」が一生ついてまわる。しかも、自分の「檔案」に何が書かれているかは、見ることができない。

未成年であっても萬引き行為を警察や學(xué)校などに通報(bào)しなかったのは、現(xiàn)在の日本の狀況から考えると「甘すぎる」と思えるかもしれないが、萬引きを発見した店側(cè)は、「この子の一生が臺(tái)無しになってしまうかもしれない」と考えて、溫情を與えたとも理解できる。

手紙の書き手は、當(dāng)時(shí)の寛大な措置を思い出すと今でも苦しくなり、ずっと恥ずかしく思ってきたと告白。手紙には2000元(約3萬3000円)が同封されていた。すでに大學(xué)を卒業(yè)して研修見習(xí)いとして働き始めてからためた金で、王府井書店の70歳の誕生日を祝うと同時(shí)に、若かったころ犯してしまった過ちの埋め合わせの一部にしてほしいと書かれていたという。

中國(guó)ではかつて、規(guī)模がある程度大きな書店は「閉架式」を採用していた。書架の前にはカウンターがあり、客はカウンターを超えて書架に近寄ることができない。カウンターの向こうにいる書店員に頼んで、確認(rèn)したい本を取ってもらう。購入する気になったら店員に伝票を書いてもらい、別の支払い窓口に行って料金を支払う。「支払い済み」の印がある伝票を持って本の場(chǎng)所まで戻れば、受け取ることができる。

つまり、基本的に「じっくりと立ち読みする」ことを許さないシステムだった。王府井書店は、改革開放が始まってから比較的早い時(shí)期に、客が書物を自由に手に取れる「開架式」を採用した書店としても知られている?,F(xiàn)在は王府井の本店だけでなく、北京市內(nèi)の書店數(shù)十店を傘下に置く、中國(guó)最大の書店チェーンの経営母體になっている。(翻訳?編集/如月隼人

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