2019年4月29日、環(huán)球網(wǎng)は、中國(guó)が外國(guó)からのごみ輸入を禁止したことで、歐米からのごみがマレーシアに大量に流れ込み、現(xiàn)地に環(huán)境破壊をもたらしていると報(bào)じた。

記事は米CNNが27日「中國(guó)が昨年1月に外國(guó)からのごみ輸入を禁止して以降、米國(guó)は大量のプラスチックごみをマレーシアに運(yùn)ぶようになった。昨年1～7月だけで、米國(guó)や英國(guó)から45萬6000トンのプラスチックごみが輸入されたが、これはマレーシアが2016、17年の2年間に輸入したプラスチックごみの合計(jì)量に相當(dāng)する。現(xiàn)地で処理可能な量をはるかに超えており、資格のない工場(chǎng)による無秩序なごみ処理方式により、現(xiàn)地の自然環(huán)境が著しく破壊されている」と伝えたことを紹介した。

そして、この狀況に対してマレーシアのヨー?ビー?イン?エネルギー?科學(xué)?技術(shù)?環(huán)境?気候変動(dòng)大臣が「われわれはバーゼル條約に基づき、不法なプラスチックごみをそのまま送り返している。これは第一歩に過ぎない。今後國(guó)內(nèi)の港を全面調(diào)査し、不法行為を取り締まる」とコメントしたこととともに、同國(guó)政府がすでに今年1～2月の間に140カ所の不法輸入ごみ関連工場(chǎng)を閉鎖に追い込んだとする同國(guó)華字紙?南洋商報(bào)による報(bào)道を伝えている。

さらに、CNNが「現(xiàn)在、環(huán)境保護(hù)意識(shí)の高まりに伴い、ますます多くの発展途上國(guó)が環(huán)境破壊を経済発展の代価にしなくなっている。マレーシアのほかにタイ、ベトナム、フィリピンなども外國(guó)ごみの輸入を制限または禁止する政策を続々と打ち出した」とし、仏AFPが「現(xiàn)在歐米やオーストラリアなどの先進(jìn)國(guó)はごみのやり場(chǎng)に困っていると同時(shí)に、自國(guó)の高額なごみ処理コストにも直面しており、一部地域では埋め立て方式を再度採用し始めている。環(huán)境保護(hù)関係者は、プラスチックごみ問題を長(zhǎng)期的に解決できる唯一の方法は、プラスチック製品の生産と使用を減らすことだとしている」と報(bào)じたことを紹介した。（翻訳?編集/川尻）