2019年4月29日、騰訊網(wǎng)は、江蘇省南京市の大學(xué)で入學(xué)前の案內(nèi)で取得できるとしていた卒業(yè)資格が「ニセモノ」であることが発覚し、物議を醸していることを報(bào)じた。

記事は、ここ數(shù)日同市にある大學(xué)による學(xué)籍や専攻の変更をめぐって議論を呼んでいると紹介。この學(xué)校に通っていた學(xué)生の話として「入學(xué)前に受け取った合格通知書(shū)には『看護(hù)専攻』と書(shū)かれていたにもかかわらず、學(xué)籍を調(diào)べてみると『家政専攻』に勝手に変えられているのに気付いた」と伝えた。

また、學(xué)生募集要綱に「5年制の看護(hù)大學(xué)専科卒業(yè)証書(shū)が受け取れる」と明記されていたにもかかわらず、今月23日に學(xué)校から「この試験に通らなければ大學(xué)専科の卒業(yè)証書(shū)は與えらえず、中等専科の卒業(yè)証書(shū)となる」という試験開(kāi)催通知が出されたとしている。

そのうえで、この學(xué)校の看護(hù)専攻では2017年にも虛偽の學(xué)生募集に関するトラブルがあり、「合格通知書(shū)や學(xué)生証にははっきり『看護(hù)』と書(shū)かれており、必修カリキュラムも看護(hù)に関連した?jī)?nèi)容だったのに、卒業(yè)間近になり『看護(hù)専攻などもともと存在しなかった』ということを知らされる」という事態(tài)が生じていたと説明した。

南京市人力資源和社會(huì)保障局は29日、微博の公式アカウント上で「この學(xué)校は當(dāng)局の同意、登録を経ないまま、『看護(hù)大學(xué)専科卒業(yè)証書(shū)、看護(hù)師資格証、就職先の割り當(dāng)てあり』など事実と異なる宣伝を行っていたが、その実態(tài)は家政サービス専攻の學(xué)生の募集だった」と通知した。

記事は「ニセ大學(xué)」「ニセ卒業(yè)証書(shū)」の橫行はこの學(xué)校だけに限った話ではないとし、昨年の大學(xué)入試願(yuàn)書(shū)提出期間を前に、人民日?qǐng)?bào)が全國(guó)の「ニセ大學(xué)」392校を紹介するリストを掲載したことを紹介。これらの大學(xué)は、改名した大學(xué)の舊名を使用したり、既存大學(xué)のウェブサイトを模倣した案內(nèi)サイトを作るなどさまざまな手口を使って、大學(xué)入學(xué)志望者をだましていると伝えた。（翻訳?編集/川尻）