2013年3月25日、「選抜」「內(nèi)申點(diǎn)」「學(xué)區(qū)」「推薦」「滑り止め」――。小學(xué)校から中學(xué)校に進(jìn)級(jí)する子供を持つ中國(guó)の保護(hù)者にとって、これらは非常になじみの深い受験専門(mén)用語(yǔ)だ。多くの都市では小中學(xué)生の負(fù)擔(dān)軽減に乗り出しているが、「中學(xué)受験戦爭(zhēng)」の様相は止む気配がなく、中學(xué)に上がる子供とその保護(hù)者はまったく気を緩めることはできない。中には、4月に內(nèi)定が決まる幸運(yùn)な保護(hù)者と學(xué)生もいるが、多くの人はあと2、3カ月は苦しまなければいけない。中國(guó)の隣國(guó)である日本でもこのような長(zhǎng)期にわたる激しい中學(xué)受験戦爭(zhēng)を経験しているのだろうか？この子供の教育にとって肝心な時(shí)期に、いったいどんな「ルール」が存在しているのだろうか？環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）が伝えた。

【その他の寫(xiě)真】

環(huán)球時(shí)報(bào)の調(diào)査によると、日本では中學(xué)受験時(shí)に激化するのは主に有名私立校の受験に限られており、多くの人は家から最も近い中學(xué)に入學(xué)する。もちろん、このように気楽に學(xué)校を選択できる環(huán)境は、社會(huì)の発展と教育資源の均衡を前提として成り立っている。

日本は各公立中學(xué)校間の教育資源や教員の質(zhì)に差がないため、中學(xué)受験段階では學(xué)校を選択する現(xiàn)象はあまり顕著ではない。日本の保護(hù)者が重視しているのは、子供たちの心身を鍛え、自立する能力を養(yǎng)うことであり、子供たちが電車やバスに乗って比較的遠(yuǎn)い學(xué)校に通う場(chǎng)合も、保護(hù)者はあえて學(xué)校の近くに引越したりなどはしない。

日本では、競(jìng)爭(zhēng)率が激しいのは有名私學(xué)中學(xué)校であり、通常、こうした學(xué)校に入學(xué)すれば、それなりの大學(xué)への入學(xué)が保証される。日本の私立中學(xué)は毎年2月に受験があり、その後4月に始業(yè)する。2月1日に「未來(lái)の東大生」を育成するとの譽(yù)れが高い開(kāi)成中學(xué)の校門(mén)前は、受験生と付き添いの保護(hù)者たちであふれ返っている。受験生1206人のうち、入學(xué)できるのは300人。4倍の競(jìng)爭(zhēng)率は日本ではかなり高いといえる。

公立小學(xué)校の東京都板橋區(qū)常盤(pán)臺(tái)小學(xué)校では、児童は2種類に分かれる。ひとつは私立中學(xué)受験を希望する子供たちで、學(xué)校の放課後には塾に通い受験対策の勉強(qiáng)をする。もうひとつは直接公立中學(xué)に通う子供たちで、放課後は各種興味のあるクラブ活動(dòng)に參加する。明らかに、私立中學(xué)に行きたい子供たちはよりハードで、保護(hù)者たちもいっそう気配りが必要になる。

例えば、日本では子供を私立中學(xué)に通わせたい主婦がカフェなどに集まり、受験にかかわる情報(bào)交換をする。子供に付き添って私立中學(xué)を下見(jiàn)する保護(hù)者も多い。一般的に「中學(xué)受験」する日本の子供たちは3?5校ぐらいの學(xué)校を受験するが、そのために保護(hù)者は通常より多くの學(xué)校を下見(jiàn)に行く。

日本の私立學(xué)校の受験日はそれぞれ異なる。そのため、保護(hù)者は受験日の調(diào)整や受験順序などを決め、さらに滑り止めの學(xué)校を用意する。日本の中學(xué)受験はコネや心付けなどは必要なく、あくまでも受験の成績(jī)が鍵となる。しかし、ある學(xué)校は「特待生」などの枠で、スポーツ関係の試合で好成績(jī)を挙げた子供などを推薦入學(xué)させることもできる。

海外メディアの報(bào)道で、最も関心を集めている教育関連の話題は中國(guó)の大學(xué)受験だ。具體的な「中學(xué)受験」段階の教育體制は外國(guó)人が理解するには少し複雑だ?！钢袊?guó)人は人口が多すぎて、競(jìng)爭(zhēng)意識(shí)が強(qiáng)すぎる。教育資源の制約や不均衡からさまざまな怪現(xiàn)象も起こっている」と指摘する人もいる。

早稲田大學(xué)のある教授は、中學(xué)受験戦爭(zhēng)をめぐる中國(guó)の保護(hù)者たちの焦りについて同情した上で、「日本も過(guò)去に似たような現(xiàn)象があった。中には、子供を希望の學(xué)校に入學(xué)させようと會(huì)社のコネを使ったり、心付けを渡して裏口入學(xué)させたりなどの現(xiàn)象も見(jiàn)られた。しかし、法律に対する意識(shí)が高まり、教育資源の均衡化が進(jìn)むにつれ、こうした現(xiàn)象はほぼ見(jiàn)られなくなった」と説明。また、「もちろん、これには日本の少子化とも関係している」と強(qiáng)調(diào)した。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/MZ?編集/內(nèi)山）