2013年3月28日、日本の公共の場(chǎng)に設(shè)置されているゴミ箱は、「燃えるごみ」「プラスチック」「ビン」「その他」などに分けられ、順?lè)藖Kんでいる。生命時(shí)報(bào)が伝えた。

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中國(guó)で「ゴミの分別」という話題になると、「どうやって分別したらいいのか分からない」「他の人が分別しないのだから、私だけがしても無(wú)駄」「みんな直接捨てているでしょ？」との聲が聞こえ、ハトが豆鉄砲を食ったような表情になる人さえいる。一方、隣國(guó)日本で「ゴミの分別」は、生活における必須技能とも言える。

1964年の東京オリンピック開催期間中、日本にもまだポイ捨ての習(xí)慣が殘っていたため、街など公共の場(chǎng)所にはタバコの吸い殻や紙くずなどが散亂し、都市景観は亂れていた。しかし、経済が急速に発展するにつれ、日本の資源は日に日に不足し始め、高価な輸入エネルギーが日本の人々の生活に大きな負(fù)擔(dān)を與えるようになった。そのため、人々は、日用品のラッピングなどにも豊富な資源が含まれていることに目を向けるようになった。特に、使わなくなった電子製品などは、リサイクルしなければ資源の大きな浪費(fèi)につながる。その後、各界が試行錯(cuò)誤した結(jié)果、日本政府は全國(guó)でゴミの分別を推奨し、回收したゴミから利用可能な資源を取り出すことにした。

しかし、日本のゴミ分別の習(xí)慣も一夜にして身に付いたものではない。日本政府は1980年より、ゴミの分別収集を始め、その制度を継続的に整備してきた。その間に、市民がゴミを分別し、それを回収、資源を再利用するという安定したサイクルを形成したのだ。日本の各地域はそれぞれ、ゴミ分別に関する詳細(xì)な制度を確立し、それに違反すると、まるで犯罪者のように罰金などが科される。そのため、市民も軽率にそれを犯すことはない。

日本で生活する人は誰(shuí)でも、市役所が公布しているゴミ分別のガイドラインに通じていなければならない。市民がゴミ分類の習(xí)慣を身につけることができるよう、政府は居住地域に指定のゴミ捨て場(chǎng)を設(shè)置し、監(jiān)視カメラまで設(shè)置している。規(guī)定に基づいてゴミが処理されていなかった場(chǎng)合、捨てた人を追跡し、ゴミを返卻し、厳重注意が施される。教育は幼いころからというように、日本では幼稚園でも子供達(dá)にゴミの分別方法を教えている。

日本のゴミの分別はまず、「燃えるゴミ」と「燃えないゴミ」に分けることができる。そしてさらに細(xì)かく、「紙」「ビン」「缶」「金屬」などの資源ゴミや生ゴミ、プラスチックなどに分け、それを種類ごとに異なった色のゴミ袋に入れ、指定の日に捨てなければならない。指定の日などを市民がすぐに調(diào)べられるよう、地方の政府は公共の場(chǎng)所で無(wú)料の「ゴミ分別ガイドライン」を配っている。

數(shù)十年の努力を経て、ゴミ分別の意識(shí)や方法は現(xiàn)在、日本の人々の生活に浸透している。一方、中國(guó)のほとんどの地域が、日本のゴミ分別の基準(zhǔn)とはかけ離れた狀態(tài)で、施設(shè)や技術(shù)よりも、まずは政府や國(guó)民の意識(shí)を高め、積極的にいろいろな試みを行うことの方が必要だ。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/KN?編集/內(nèi)山）