Record China 2019年5月10日(金) 8時40分
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7日、中國で縁起の良い鳥とされているカササギが北京の地下鉄の車內(nèi)で発見される事件があり、専門家やネットユーザーからさまざまな反応があった。
中國で縁起の良い鳥とされているカササギが北京の地下鉄の車內(nèi)で発見される事件があり、専門家やネットユーザーからさまざまな反応があった。7日、北京晩報が伝えた。
事件が起こったのは7日の早朝。北京地下鉄13號線の回龍観―龍澤駅間で車內(nèi)の手すりに乗り、胴體よりも長い尻尾を垂らしてあたりを見下ろす一匹のカササギが見つかると、その「めでたい」様子に乗客らはこぞってカメラを向けたという。
記事によると、カササギは蟲や人間、動物が殘した食料を好んで食べるため人々が集まる場所に頻繁に現(xiàn)れる。そのため、中國人には「祝い事になるとやってくる友人」のような感覚で受け入れられているそうだ。ここ數(shù)年もカササギが民家に入り込むケースが多発しており、家の中で水浴びをする様子まで目撃されたことがあるという。
しかし、カササギが地下鉄の車內(nèi)で見つかるケースは今回が初めてのようだ。野生動物に詳しい北京黒豹野生動物保護(hù)センターの李理(リー?リー)センター長は「カササギが自ら入り込んだのではなく、誰かが持ち込んだのだろう」と推測している。
李センター長は「野生のカササギは暗いところや狹いところを避ける本能がある。地下鉄に乗るには自然光の入らないトンネルや通路を通らなければならないし、彼らは人間から危害を加えられることも恐れるため、近寄らないはずだ」「寫真を見た限り、小さい入れ物か袋か何かに入れられたかのように體毛がぺしゃんとしているし、尻尾の先も少し欠けている」と分析?!杠噧?nèi)でも落ち著いた様子だし、手すりの上にきちんと乗っている。きっと以前誰かに飼われていたのだろう」とコメントした。
加えて「カササギは人々に愛され、ペットとして飼われることもある。しかし連れ回されて地下鉄で見つけられることなど望んでいないはずだ」と述べ、「野生動物の體には人や動物に病気を発癥させる可能性のあるバクテリアが付著している。野生動物を気軽に飼育したり輸送したりしないでほしい。必要な場合は飼育証明書、輸送証明書および検疫証明書の発行を國に申請すること」と注意を促した。
カササギが地下鉄で見つかったニュースを受けて、ネットユーザーからは「同じ車両に乗り合わせた人はラッキー」「めでたい!。見た人には福があるよ」「そのまま芍薬居駅で乗り換えて北京工人體育場に行って、北京國安(サッカーチーム)を勝利に導(dǎo)いてくれ」という聲が上がった。また、「無賃乗車だ」「いや、身長が低いから無料(中國の地下鉄の子ども無料乗車の基準(zhǔn)は身長によって決まる)」といった冗談めかしたやり取りや、「カササギ『飛び疲れたわ。ちょっと休も』」「カササギ『地下鉄っていうのに乗ってみたけど、便利やな~』」とカササギになりきるコメントも見られたという。
また、中國で地下鉄に乗るには保安検査を受けないといけないことを踏まえて、「どうやって入ったんだろう」と不思議がる聲もあった。(翻訳?編集/巖谷)
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