「戦闘力の低い」テコンドーが武術(shù)大國?中國で大人気の理由―中國メディア

Record China    2019年5月8日(水) 21時(shí)20分

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中國メディア?観察者網(wǎng)は8日、韓國発祥で同國の國技でもあるテコンドーについて「戦闘力の低い武術(shù)だが、中國で大きな人気を博している」と主張し、その理由について考察する文章を掲載した。寫真はテコンドーを習(xí)う中國の子ども。

中國メディア?観察者網(wǎng)は8日、韓國発祥で同國の國技でもあるテコンドーについて「戦闘力の低い武術(shù)だが、中國で大きな人気を博している」と主張し、その理由について考察する文章を掲載した。

2日、江蘇省のショッピングモール內(nèi)でチラシ配りをめぐってテコンドー道場と中國武術(shù)道場の関係者が亂闘になり、テコンドー道場側(cè)が打ちのめされる事件が起こった。のちに警察は「テコンドーの練習(xí)著を著た人々は選手ではなく撮影のためのモデルだった」と説明したが、亂闘の様子を映した動(dòng)畫はネットで広まり、ネットユーザーの間では「テコンドーって弱いのか」などと話題になった。

これを受けて、文章の筆者は「確かに中國でテコンドーは戦闘力の低い格闘技として認(rèn)識(shí)されている」と指摘。テコンドーが「弱い」理由としてそのルールを挙げ、「テコンドーでは相手をノックアウトするボクシングとは異なり、高速でテンポよく正確な攻撃を繰り出すことが求められるため、一度で相手に大きなダメージを與えることができない」とした。

また、テコンドーは上半身への蹴りを主體とした格闘技であり、「拳で頭部を毆ってはいけない」というルールがあることも紹介。「腳を振り上げて攻撃する姿は格好が良いが、実際の亂闘になると、手を使えないという點(diǎn)、腳が再び著地するまでに時(shí)間がかかるという點(diǎn)で不利だ」と指摘した。

一方で、「テコンドー教室は中國の格闘技教室界においては圧倒的に人気で、ボクシングや中國武術(shù)?散打の教室がないような小さな都市にでもテコンドー教室は必ず存在する」と紹介?!缸o(hù)身にも攻撃にもそれほど適さない」テコンドーが中國でこれほど人気な理由について説明した。

1つ目の理由として挙げられたのは「テコンドー教室の設(shè)立はハードルが低いこと」。筆者は、「中國ではテコンドーコーチの資格証明書は通販でも買えてしまい、金稼ぎのために技術(shù)もないのに教室を開く人も多い。また、昇級(jí)もコーチのさじ加減で決めることができる。生徒に達(dá)成感を與えるために簡単に昇級(jí)させるため、黒帯保持者の數(shù)も多い」とした。

2つ目の理由は「プロの格闘家を目指す人が少ないこと」。筆者は「格闘技を習(xí)う人の大部分は趣味として學(xué)んでおり、きつい練習(xí)や顔にけがを負(fù)うのが嫌な彼らにとって、作法や戦う姿勢が美しく、打撃を受けてもそれほど痛くないテコンドーはそうした需要を満たしている」と説明した。

そして3つ目の理由として「児童教育のニーズがあること」とした?!赣Hは自分の子どもがひ弱であるのは嫌だし、かといって『人間兇器』のように強(qiáng)くなってもほしくない?!簯殛L力が高くない』という特徴は、マーケットにとっては欠點(diǎn)ではなく利點(diǎn)なのだ」とした。

最後に筆者は、「現(xiàn)在の格闘技市場において戦闘力に対する要求は実はそれほど高くない。ひとたび他人に手を上げれば賠償や投獄が待っている法治社會(huì)で必要とされているのは、むしろ『強(qiáng)すぎないこと』だ」と指摘?!笟s史のある格闘技教室でも『健康増進(jìn)』をうたうところが増えており、戦闘力が付くなどと宣伝すれば、誰も學(xué)びに來なくなることすらある?,F(xiàn)代社會(huì)では『強(qiáng)いこと』ではなく『生き殘ること』が最も大切なのだ」と締めくくった。(翻訳?編集/巖谷)

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