「LGBTに理解を」NHKのドキュメント番組が話題―中國ネット

Record China    2019年5月9日(木) 23時0分

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8日、中國の性的マイノリティー(LGBT)に関するNHKのドキュメント番組が中國版ツイッター?微博(ウェイボー)で紹介され、注目を集めている。資料寫真。

2019年5月8日、中國の性的マイノリティー(LGBT)の現(xiàn)狀を伝えたNHK?BS1のドキュメント番組「ザ?カミングアウト~中國?LGBTの叫び~」が、中國版ツイッター?微博(ウェイボー)で紹介され、注目を集めている。

今年2月27日にNHK?BS1で放送された同番組は、上海のレズビアンバーの映像から始まる。バーの常連客である33歳の女性?安安(アンアン)さんが、ボランティア団體「同性愛者親友會」の支援を得ながら、江蘇省の実家に住む母親へ同性愛者であることをカミングアウト(世間には言いにくい自分の立場をあえて表明すること)し、理解を求める様子や、上海で學習塾の講師として働く26歳の男性?超(チャオ)さんが「中國社會に同性愛者の居場所はない」という父親にカミングアウトする様子が収められている。また「同性愛者親友會」のスタッフである「何鳳蘭(ハー?フォンラン)」さんが、自分の息子のカミングアウトを受けた時の葛藤を語る様子もあり、中國社會の同性愛者への拒否反応が根強いことを伝えている。

同番組によると、中國で7000萬人いると推定される性的マイノリティーのうち、自分の性の認識を周囲の人々にカミングアウトする人は5%前後だという。また、約20年前まで、同性愛は政府の取締りの対象で、テレビドラマのガイドラインに「同性愛はみだらで低俗」と明記されるほどだった。

同番組の映像と內(nèi)容を紹介した中國版ツイッター?微博(ウェイボー)の投稿には、「見ていて泣きました」「このドキュメント番組の名前は何?どこで視聴できるの?」「経済的に獨立できたら、私もカミングアウトする」「LGBTであることに後悔はない」「何さんにいいねをあげたい」「もっと多くの理解と尊重を得られたらいい」「レズやゲイを受け入れてくれた母の偉大さが身に染みた」などのコメントが寄せられている。(翻訳?編集/原邦之

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