「中國がまた韓國を冷遇」と韓國メディア、國會議長が訪中も習主席に會えず

Record China    2019年5月9日(木) 11時50分

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8日、韓國?中央日報は、中國を公式訪問した文喜相國會議長が習近平國家主席に會うことができなかったことを伝え、「中國がまたも韓國を冷遇」と報じた。資料寫真。

2019年5月8日、韓國?中央日報は、中國を公式訪問した韓國の文喜相(ムン?ヒサン)國會議長が習近平國家主席に會うことができなかったことを伝え、「中國がまたも韓國を冷遇した」と報じた。

國會議長の「大韓民國儀典序列」は2位となる。記事によると、文議長は7日、習主席の代わりに全國人民代表大會(全人代)常務委員會の栗戦書委員長と會談し、夕食を共にした。栗委員長は共産黨序列3位だ。翌8日には王岐山國家副主席と會い、王東明常務副委員長の主催する晝食會に出たのち、帰國した。昨年3月に國家副主席に當選した王副主席は、7人の常務委員に次いで儀典序列8位だという。

韓國國會議長の訪中は1994年から2014年までに計9回あり、いずれも當時の國家主席、常務委員長らと會っているが、2007年7月の林采正(イム?チェジョン)氏は胡錦濤主席に會えず、序列2位の呉邦國常務委員長、3位の溫家寶首相と會った。10回目の國會議長の訪中だった今回が、2度目の「序列1位に會えなかった訪中」のケースとなった。

文議長は習主席との會談が実現されなかったことについて「中國の慣例が変わった」「全ての責任が楊潔チ共産黨政治局員、王副主席、栗委員長のラインで可能になった」「會えなかったのではなく、會う必要性がない外交になった」などと説明しているという。しかし記事は「文議長の発言は、事実と距離がある」とし、この3人の外交政策における権力を疑問視している。

また記事は「習主席の韓國に対する冷遇が取り沙汰されるのはこれが初めてではない」と伝えている。2年前に文在寅(ムン?ジェイン)大統(tǒng)領の特使として訪中した李海チャン(イ?ヘチャン)元首相は、香港行政長官と同じ下座に座席が配置された。この時も、中國側は「外交慣例が変わった」と主張したという。

最後に記事は、習主席が先月25~27日に北京で開かれた第2回國際協(xié)力?一帯一路フォーラムで、出席した38カ國の首脳全員と正式な會談を行い、中國訪問客を禮遇したことも伝えている。安倍晉三首相の特使として出席した自民黨二階俊博幹事長とも、向かい合う「最上級の座席」配置で會談したと紹介している。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「セクハラしておいて健康問題を言い訳に入院したのはいつだっけ」「この人、緊急手術を受けてなかった?病院のVIP室に逃げ込んでたくせに、急に元気になって、したことと言えば、中國に遊びに行って國に恥をかかせることか」「恥を知って自粛すべき」など文議長への厳しい意見や、「國際社會で韓國大統(tǒng)領は金正恩(キム?ジョンウン朝鮮労働黨委員長)の代弁者だと見られているのだから、國會議長はお察し。友邦を軽視し、北朝鮮に屈従する外交の自業(yè)自得ではないか」「文大統(tǒng)領は中國でぼっち飯(2017年の訪中の際に文大統(tǒng)領は1人で食事をした)、國會議長は會ってももらえなかった。外交力ゼロ、経済ゼロ。一體何ならできるんだ?」「政府が無能だから、外國でも無視される。まず國が力をつけなければいけないのに、韓國は他の國とは反対方向に進んでいる」など、政府批判が殺到している。(翻訳?編集/麻江)

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