オオカミとイヌを同じ場所で飼う動物園、「引き離す必要はありません」―中國

Record China    2019年5月10日(金) 22時50分

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中國のネット上で先日、「オオカミとイヌが同じおりに入っている!」という動畫が話題となっている。

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中國のネット上で先日、湖北省武漢市の動物園のある動畫が話題となっている。動畫は「オオカミとイヌが同じおりに入っている!」というものなのだが、この問題について動物園側(cè)は「仲むつまじく暮らしている2匹を引き離す必要はない」との考えを示している。

その他の寫真

8日付の中國新聞網(wǎng)によると、問題の2匹が飼育されているのは武漢九峰森林動物園。記者が訪れてみたところ、オオカミ舎には雄オオカミ1匹と雌イヌ1匹がおり、2匹は追いかけっこをして遊んだり、互いに毛づくろいをしたりして穏やかに過ごしていたそうだ。

動物園ではオオカミ5匹を同じ場所で飼育していたが、5年前にこの雄オオカミが他のオオカミとのけんかに負(fù)けてけがをしたため、安全上の配慮から単獨で生活させていた。しかし、オオカミは群れをつくって暮らす動物。他のオオカミと引き離された雄オオカミがその後、専門家から「うつ病の可能性」を指摘されたことを受け、園は「試しに…」という思いで17年10月に雌イヌを連れて來たという。

「パートナー」を得た雄オオカミの體調(diào)はその後、回復(fù)に向かい、以前のように悲し気な遠ぼえをすることもほとんどなくなったそうだ。餌の鶏肉が與えられるとオオカミはイヌが食べるのを見守ってから自身も口を付けるなどしており、飼育員は「まるでイヌを自分の妻だと考えているみたい」と顔をほころばせているという。(翻訳?編集/野谷

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